紅殻格子の日記(156)  極悪同盟

紅殻格子の日記(156)  極悪同盟

昨日、面白いネコのぬいぐるみをUFOキャッチャーで捕りました。

我が家のルナとそっくりです。

意地の悪そうなネコですねえ。

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紅殻格子の日記(155)  伴に生きる

紅殻格子の日記(155)  伴に生きる

雨空の下で、房総の桜は満開となりました。

普通なら「今年の桜は残念だった」と言うことになるのですが、私と美月はひねくれ者なのでいつも意外な発見をします。

晴天に桜を観るより曇天の桜は美しいと感じました。

晴天に桜を観ると光の加減で白っぽく映りますが、曇天では光が弱いためか薄いピンク色がくっきりと際立ちます。

55年生きてきて、恥ずかしながら初めて気づきました。

大半の人が忌み嫌う雨の日の花見・・でもそれはそれで実に風流な眺めなのです。

今日も雨中に美月と古刹の桜を観ながら、そこに新しい感動を見出すことができて幸せだと実感しました。

小湊鉄道の上総牛久駅前に「木村屋」という蕎麦屋があります。

数年前に偶然訪れてから通い続けているのですが、そこは昭和のまま時代が止まってしまったような変哲もない古い蕎麦屋です。

もちろん味も特筆すべき点はないのですが、素敵なお母さんと息子が私と美月のお気に入りです。

三組も客がいると蕎麦が出るのに一時間かかるほど息子は馬鹿正直に料理をつくります。

ローカル線の駅前にあるので、列車の時間が気になる客には、まだ一時間もあるのに「できない」とお母さんは門前払いしてしまいます。

全く商売っ気のない蕎麦屋なのです。

でもがっかりして帰る客の姿が面白くて、私と美月は常連としてお二人と仲良く接して貰えるようになりました。

今日も蕎麦を食べてから30分以上もお母さんの昔話に耳を傾けていました。

私は人見知りなので、とても一人では他人と仲良く会話できる性分ではありません。

ところがその欠点を補って余りあるほど、美月は、人づきあい、否、人あしらいが上手いのです。

ですから美月が一緒でないと、これほど沢山の人々と交流することができなかったろうと思います。

お母さんと美月が話している横で私はただ頷いているだけですが、とても素敵な時間を過ごすことができました。

美月でなければ、木村屋さんへ毎月一緒に通ってくれなかったでしょうし、一緒にお母さんの話を聞いてくれなかったと思います。

だから、美月と私は、伴に生きるべくして出逢ったのだと強く感じます。

美月がいなければ人生の楽しみは今の半分もないでしょう。

本当に有難く感謝しています。

逢瀬に向かう車窓から…美月

今週末は東浪見で過ごします。

桜も見事に花を咲かせ、今週末、お花見を予定していた人も多いかと思います。

私達も毎日のメールのやり取りに、桜、お花見というキーワードがどれだけ書かれていたか…(^^)

それなのに暗い朝に雨の雫で目覚めれば、また目を閉じたくなってしまいそうな現実にしょんぼり。

春の陽気は変わりやすく、菜の花畑に朧月を浮かべることも簡単ではないようです。

でもね、晴れても雨でも桜は桜…。

今年の桜を、見事に咲き散る刹那に負けず、命いっぱいの花を咲かせてくれる桜を褒めてあげたいじゃないですか。

桜の開花と同じく先生の暦も新たな年度を迎えました。

夜桜に男と女の影二つ、朧月夜を見上げれば ぼんやり母の姿が浮かんで見える。

先生のお母さんがお亡くなりになって10年経ちますが、母親を見舞う先生が病院敷地で見た桜は、どの年よりも淡く揺らいで揺れていたと思います。

そしてガン宣告、手術により生還し五年目となる今年の幕開けは、先生の大出世から始まりましたが、何事にも明るい未来の足場となる今を大切に、先生と仲良く過ごしていきたいと思っています。

美月

ありがとうの言葉…美月

毎朝、毎晩、先生とメールを交わすようになってから12年という長い月日が経ちました。

古いメールの中には、今も生き続けている言葉があります。

そんな言葉の数々を、当時の想い出を振り返りながら、少しずつブログに綴っていこうと思います。

先生の言葉はいつの時も私の心の支えであり、今を生きる活力です。

ここに記しておけば、いつでも見ることができるもんね。

やっぱりTOPは、この言葉しかないなぁ・・・。

この言葉を頂いてから、

どんなことにも躊躇することなく、思い通り真っ直ぐに生きようと思えるようになりました。


言霊3 


春なのに…美月

今日の朝一番の仕事は病院面談から始まった。

既往症にダウン症を抱える18歳の女性の重度障害申請についての面談だった。

この春、念願だった就職も決まり、淡い春がより濃いものとなるはずだった矢先、

心房細動を発症し、呼吸不全から低酸素脳症を起こし重度の障害をおってしまった。

今度の回復の見込みについてお聞きする為、担当医と面談だったんだけどね・・・。

一生寝たきりの状態となってしまった彼女の人生を思うと、同じ子を持つ親として胸が張り裂ける思いがした。

見ることも聞くことも話すこともできず、ただ眠り続ける娘を見守る両親の思いが届くことは奇跡に近いと先生は言っていた。

病院の庭には桜の木が並んで植わっていた。

強風に煽られ舞い散る花びらがあまりに切なくて、思わず泣けてしまったよ。

三月生まれで「優花」名付けられた彼女の生涯は、どれほど輝いていただろうか・・・。

「神は乗り越えられない試練は与えない」とタレントの誰かが言っていた記憶がある。

「それは本来の意味は違う」と、タレントの言葉を否定した意見も聞いたことがあるように思う。

でもね、何の罪も犯していない純粋な少女に、幾重にも辛い経験を与えなくてはならない理由は何なのか?

そんなこと誰にもわかるはずないよね。

でも、もしも・・・世の中を照らす光が天から降りてくれば、きっと彼女を救ってくれるはずだよね。

美月






プロフィール

不良老人カップル

Author:不良老人カップル
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(♂) 紅殻格子(べんがらごうし)
1962年8月23日生まれ。
某大手企業に勤めながら官能小説を雑誌に発表する兼業作家。ブログ『妄想の座敷牢』を主宰するも、2012年、妻を亡くし、また自身も食道癌に罹り、文筆活動をしばらく停止していた。

(♀) 美月
1962年8月23日生まれ。
3人の子供と夫を持ちながら家業の役員を務める兼業主婦。ブログ『灰になるまで恋を』を主宰。 偏屈な紅殻格子と10年に及ぶ愛人関係を続けられる自身もまた偏屈で変わり者。
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