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紅殻格子の日記(196)  2018年:所有しない時代

紅殻格子の日記(196)  2018年:所有しない時代

新年明けましておめでとうございます。

本年も旧年同様悪口しか書きませんが、お好きな読者様はお楽しみ下さいね。

先ほど9時のNHKニュースで、今年の元日商戦は非常に景気がいいと報道していました。

百貨店で高いものが売れたそうです。

特に物ではなく、事の消費が良かったと言っていました。

事の消費とは、特別なイベントや体験に対してお金を払うことです。

即ち、物質的な価値よりも、精神的な(それが幼稚であっても)価値を求める風潮です。

先日もアクアラインを抜けて千葉へ行く際、大変数多いレンタカーを目撃しました。

そもそもTSUTAYAなどと言うレンタル店が流行り出した時から、この国の消費者は物を所有する意欲と豊かさを失い始めたのではないでしょうか?

それはインスタグラムなどで、物を所有しなくても他人に自慢できることも拍車をかけたのかもしれません。

状況に遭遇することだけに価値が置かれるようになったことです。

昔は所有することが自慢でしたからね。

ではこの社会は豊かなのでしょうか?

元々レンタルという商法は、一時限りの必要性を安くお得に手にすることでした。

その概念が蔓延したのは、所有するよりも借りる方が安くて済むという思想ですよね。

勿体ないからという貧しさなのです。

私は物を所有しないというのは恐ろしいことだと思います。

資産を抱えない気質は、人に対しても同様のことをするに他なりません。

妻や子供を養って一家を成すよりも、レンタル妻やレンタル子供が居れば、もっと安いコストで同じ状況を体験することができます。

勿論風俗と言う仕掛けもこの理屈であり、妻や愛人を持てない男性の寂しい慰めでした。

しかし最近、メイド喫茶における刹那的な夢想や、女子高校生とのデートが風俗化するにつけ、レンタル家族もそう遠くない現実になると考える次第です。

確かに物を持つことは大変です。

金持ちにならなければいけませんし、それなりの覚悟と責任が必要とされます。

しかし美人を嫁にしたいとか、外車を一戸建ての車庫に並べたいとか、そういう欲望を最初から失ってしまうのは貧しさが標準化したからではないでしょうか。

昔は最新の家電がなければ恥ずかしかったのです。

だから頑張ってそれを手に入れようとした。

それが戦後の高度経済成長の真実ではないでしょうか。

果たして現在の風潮はどう変化していくのか・・・そういう目で時代を見るのも楽しいですよ。


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プロフィール

不良老人カップル

Author:不良老人カップル
___________

(♂) 紅殻格子(べんがらごうし)
1962年8月23日生まれ。
某大手企業に勤めながら官能小説を雑誌に発表する兼業作家。ブログ『妄想の座敷牢』を主宰するも、2012年、妻を亡くし、また自身も食道癌に罹り、文筆活動をしばらく停止していた。

(♀) 美月
1962年8月23日生まれ。
3人の子供と夫を持ちながら家業の役員を務める兼業主婦。ブログ『灰になるまで恋を』を主宰。 偏屈な紅殻格子と10年に及ぶ愛人関係を続けられる自身もまた偏屈で変わり者。
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