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紅殻格子の日記(194)  師走。

紅殻格子の日記(194)  師走。

年末、忘年会が続いたりして更新が遅れがちで申し訳ありません。

忙しい年の瀬を迎えて、読者の皆様もブログどころではないかとお察しします。

昭和40年代の都市の暮れは、今とずいぶん風情も違っていたかと思います。

そもそも商店が元日から三日まで営業しないのですから、これに備えるだけで大変な騒ぎでしたね。

今時の人は何故正月におせち料理や餅を食べるかもわからないでしょうねえ。

昔からの習慣ですと答えるのでしょうが、伝統行事には全て諸般の事情があったことを忘れてはいけません。

でも子供心に師走は嫌いでした。

家を掃除したり買い出しをしたり、大人たちが本当か嘘かわかりませんが忙しそうにしていると、何か手伝わないといけないかと子供も気になって仕方ありません。

父親が障子や窓を水洗いし始めると、冬休みなのにのんびりともできず、針の筵に座らされているようなお手伝い強制力を感じました。

今思えば、親も年末は嫌いだったと思います。

大掃除って絶対楽しくないですからね。

都会では餅を搗きませんから、のし餅を買って来て大晦日に親父が切るわけです。

餅の粘りで包丁が切れなくなると、必ず我が家ではダイコンで研いでいましたね。

お袋は割烹着姿をして台所で煮しめつくっていて、夫婦のやりとりもどこか殺気立っていましたよ。

12チャンネルの懐かしのメロディーが始まると険悪さも収まり、やっといつもの家族に戻っていきます。

昔の紅白は楽しかったなあ。

時代の流れとか番組や歌手の質とかではなく、親父とお袋が楽しそうにテレビを観ながら話しているのを聞くのが嬉しかった。

あの歌手は昔こんなことをしたとか、この歌にはこんな思い出があるとか・・・何か父母ではなく男と女の会話が聞けたような気がします。

きっと大晦日という大行事に父母も興奮していたのかもしれませんね。

楽しかったなあ・・・不自由だからこそ家族だと感じられたのでしょうね。




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プロフィール

不良老人カップル

Author:不良老人カップル
___________

(♂) 紅殻格子(べんがらごうし)
1962年8月23日生まれ。
某大手企業に勤めながら官能小説を雑誌に発表する兼業作家。ブログ『妄想の座敷牢』を主宰するも、2012年、妻を亡くし、また自身も食道癌に罹り、文筆活動をしばらく停止していた。

(♀) 美月
1962年8月23日生まれ。
3人の子供と夫を持ちながら家業の役員を務める兼業主婦。ブログ『灰になるまで恋を』を主宰。 偏屈な紅殻格子と10年に及ぶ愛人関係を続けられる自身もまた偏屈で変わり者。
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