紅殻格子の日記(175)  お遍路さんへのお接待

紅殻格子の日記(175)  お遍路さんへのお接待

さて前回の続きです。

四国八十八か所巡りは有名ですが、そこを巡礼する人々に、地元の人がもてなしとしてお茶や食べ物を振る舞う習俗があります。

これをお接待と言います。

あるサイトからお接待を引用すると、
お接待とは
四国には「お接待」という文化が根付いています。お接待とはお遍路さんにお菓子や飲み物などを無償で施すことを言います。

四国に住む人はお遍路が過酷な旅であることを知っています。そのため、お遍路さんを応援する気持ちを込めてお接待をします。

最近はバスや車で気軽にお遍路ができるようになりました。しかし、かつてお遍路と言えば歩きの旅で修業のように厳しいものでした。

その当時、歩く道は整備されていません。正確な天気予報もありません。本州と四国に橋もかかっていません。つまり、今よりも過酷な状況で四国八十八カ所を巡拝していたのです。

地元に住む人はその様子を毎日見ていたので、お遍路さんの大変さをよく理解しているのです。
自分がお接待をするだけでなく、子供にもお遍路さんにお接待をするように教えてきたので現在でもお接待文化が残っているのです。

と、現在ではお遍路さんへの地元民の慈善事業的な行為であると解釈されています。

果たしてそんなに都合のいい話なのでしょうか?

四国の人には怒られると思いますが、お遍路さんをもてなす文化など後からつくった言い訳であり、本当は追い払うための手段だったと考えられます。

そもそも原始のお遍路さんは、見捨てられた者が行き場もなく死を待つために巡礼したのだと前回書きました。

ハンセン氏病患者や精神病患者、故郷にいられなくなった犯罪者が四国を巡礼していたわけです。

決して観光客ではなく、お遍路さんは災厄をもたらす存在だったに違いありません。

定住者は集落の秩序を守るため、彼等には早くいなくなって欲しいと思うのがごく当たり前の心情ではないでしょうか?

ならば追い払うしかありません。

食べ物や飲み物を遣るから早く出て行ってくれと言うのが、ごく常識ある人間が考えつく方法じゃありませんか?

それが後に、観光客と災厄者が入り混じる時代があり、観光客が排除する行為を慈善行為だと勘違いしたのでしょう。

だから四国の人々が昔から善人の集団だったなどと言う思い込みは間違いなのです。

物事は大本を理解しないと騙されますよ。

プロフィール

不良老人カップル

Author:不良老人カップル
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(♂) 紅殻格子(べんがらごうし)
1962年8月23日生まれ。
某大手企業に勤めながら官能小説を雑誌に発表する兼業作家。ブログ『妄想の座敷牢』を主宰するも、2012年、妻を亡くし、また自身も食道癌に罹り、文筆活動をしばらく停止していた。

(♀) 美月
1962年8月23日生まれ。
3人の子供と夫を持ちながら家業の役員を務める兼業主婦。ブログ『灰になるまで恋を』を主宰。 偏屈な紅殻格子と10年に及ぶ愛人関係を続けられる自身もまた偏屈で変わり者。
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