逢瀬に向かう車窓から

今日はポケモンゲットするべく都内まで出かけます。

もちろん相棒はピカチュではなく先生ですが、たまに?私の問いかけに対し聞こえないふりをすることはあっても、ピカピカと囁かれるより楽しい道連れです。

ここ一週間、毎日、ポケモン探しております。

田舎在住ですが、なんとかレアものと呼ばれるモンスターも揃ってきました。

ただ進化させるほどの数が居ないので、歩いて卵を孵化されることで育てていこうと思っております。

まあ、こんな風に流行りにのれるのも、先生の生き様のように「心はいつも大人子供」であることが大切だと思います。

私ごとではありますが、現在の上司であります小林氏は(仮名?)、頭が悪いのに脳みそが硬くて、何かあるとすぐに大声を出して一方的に話を閉めてしまいます。

久しぶりに会社組織の中で仕事をするようになって、改めて先生ほどチャーミングな男性は居ないと感じる毎日です。

普通は…井の中の蛙のごとく、狭い世界のチャンピオンを神と勘違いしたりするものだと思いますが、先生の場合、何処のジムで戦わせても必ず勝ってくれると信じています。

強いポケモン 弱いポケモン

そんなの人の勝手 本当に強いトレーナーなら

好きなポケモンで勝てるように頑張るべき

あれ?またポケモンの話に戻ってるかな?

では…行ってまいります(o^^o)

美月

紅殻格子の日記(111)  二十三夜待ち 第8章

紅殻格子の日記(111)  二十三夜待ち 第8章

昭和二十年初頭の冬。

田の畔や路傍の名もない草が枯れ、房総の里山は一面乾いた朽葉色に染められていた。

ここ月海集落でも英霊達の遺骨が戻る日が増え、我が物顔に上空を通り過ぎる敵軍機を目の当たりにして、いよいよ本土決戦も間近いと人々は頻りに噂した。

そんな折、集落におかしな騒ぎが起きた。

たまたま掃除に来た婦人会が、月讀神社の天井に天女の絵を見つけたのだった。

「・・・・」

女達は息を呑んだ。

今年の正月に詣でた時には天井画などはなかった。

それが突然社殿の天井に天女が出現したのだ。

女達の中には戦争に勝つ予兆だと噂する者もいた。

だがそれよりも女達を驚かせたのは、天井に描かれた天女像が露な裸身を晒していたことだった。

しかもよくある平安朝的な天女ではなく、その描写は顔形や体形まで写実的で西洋絵画のように美しかった。

小鶴は人だかりを掻き分けて社殿に入って天井を見上げた。

「あっ!」

思わず小鶴は声を上げてしまった。

(・・これは若奥様だ)

その天女は 顔立ちだけではなく、描き込まれた乳房の形まで千代に酷似していた。

見物に集まった人々もそれに気づいてか、好奇の眼差しで、口に手を当ててひそひそと小声で話し合っている。

小鶴の頭は猛烈に回転した。

千代の顔立ちはともかく、その裸身を知る者と言えば、当然夫の睦沢和馬しかいないはずだ。

だが凡庸な和馬に絵心などあるとはとても思えなかった。

その時、小鶴の脳裏を再びあの夜の情景が過った。

(あっ、あの二十三夜の夜に・・若奥様は確か清一君って・・)

和馬の他に千代の裸身を知る人物、それはあの夜に目撃した情事の相手ぐらいしかいないはずだ。

小鶴は天井画の右下に書かれた銘を見た。

清一。

黒字で殴り書きされたその名に、小鶴は尋常小学校の上級生だった下布施清一を思い出した。

つづく…

紅殻格子の日記(112) お詫び

紅殻格子の日記(112) お詫び

先日、ポケモンGOの悪口を書きましたが、私自身、毎晩散歩に出かけるほど現在嵌まっています。

深くお詫び申し上げます。

美月も書きましたが、子供の頃に昆虫採集した思い出が蘇ってきました。

年を取ってそれもいいなと思います。

老齢の二人がスマホを虫取り網替わりに、炎天下の街をトボトボ歩いている姿は何か幸せを感じます。

そんなことを強制なしで一緒にできることを街の人々に自慢したいぐらいでした。

道を歩いていると、車に乗った人々が私達のことを笑っていました。

それは「あ、ポケモンGOをやっている」という気づきの笑いなのですが、もう少し深く考えれば、「あの老夫婦は仲がいいんだなあ」と微笑むことができるでしょう。

鉄道マニアや釣り人、競馬ファンはほとんど一人です。

奥様はもちろん、友人さえもなかなか一緒に楽しんでくれることはありませんね。

ポケモンGOはそれらに比べて難易度は低いのですが、もし皆様のパートナーと一緒に街歩きできたら、それは大変価値があることだと思います。

二人とも今年54歳になります。

そんな老人があれこれ騒ぎながら街中でポケモンを探している姿、とても素敵だと思いませんか?

どちらかが命じるのでも頼むのでもなく、自然発生的に二人でポケモンGOをやってしまう感性が大好きです。

おそらくこんなお馬鹿さん同士は、レアポケモンをゲットするよりも難しい出会いだったのでしょう。

ポケモンの出現率も偶然であれば、一度捕まえた獲物は絶対に逃がさないようにしたいものですね。

美月と二人なら何をやっても楽しいんですがね。


ポケモンGO…美月

しばらく更新できずにおりましたが、先週は金曜日から二泊三日、東浪見生活を過ごしてきました。

いつもなら「逢瀬に向かう車窓から…」と題してプログを更新しつつ出かけるのですが、

金曜の朝はポケモンGOの配信日との噂もあり、電車の中で情報集めに忙しかったので書けませんでした。

節度のない子供ですみません・・・。

えへへ、でも、もう一人・・・大きな子供がおりますが…(^_-)-☆

…ということで、東浪見では先生と共にポケモンゲットの為、浜辺や街中を彷徨っておりました。

田舎はポケストップまでの距離が遠いいので、車を使っての移動ありと純粋な歩きではなかった部分もありましたが、先生の後ろに着いて歩いていると、遠い昔、夏休みともなると網と虫かごを持って昆虫採集していた頃のような懐かしさが込みあげてきました。

私達はずいぶんと大人ですが、でもインベーダーゲームに魂を抜かれた初代ゲーム世代ですので、凝りだしたら止まらないのだと思います。

そういう意味では、最近、元気のなかった中年世代にも希望の光を当ててくれているのかもしれませんね(^_-)-☆

私は先生と同じ年なので、過去から現在、そして未来へと年齢的遊びを共有することができるのですが、長年親しまれたポケモンだからこそ世代が違っても楽しめる素材なのだと思います。

ちなみに・・・
今回のポケモン集めが子供達との想い出を引き出してくれました。

ポケモンパンが流行った時代、子供達の水筒におまけのポケモンシールを貼っていたのですが、子供も三人ともなるとパンを食べるもの大変でした。

出てくるシールによっては大喧嘩したり、羨ましがったり・・・それは今と変わらないのかもしれません。

まあ、パンを食べずにすんでいるのは助かりますが、そんな幼かった子供達も今は自分の力で課金できる年齢となり、老いては子に従えとばかり、ポケモンGOについてあれこれご指導を受けているところです。

でも、負けず嫌いなので、都会仕事の先生に負けることなくポケモンゲットしようと思っています。

美月


紅殻格子の日記(110)  ポケモン GO

紅殻格子の日記(110)  ポケモン GO

まだ日本ではプレイできませんが、前評判が大変なことになっていますね。

なかなか配信されない理由は、学校が夏休みに入るのを待っているからでしょう。

この過熱ぶり、どんな事件が起きるんでしょうか?

まず明日から携帯ショップに行列ができます。

まず子供のスマホ普及率が大幅にアップします。

親が競ってスマホを持たない子供に買い与える現象が当然発生しますね。

次に車に轢かれる子供が続出するんじゃないですか?

もっと悲惨な事故も起きますねえ・・線路内や河川、海にもポケモンはいるのかな?

きっと大社会問題ですよ。

いくらポケモン出現エリアを限定したところで、その中に危険な場所はたくさんありますからね。

アメリカでもそうですが、訴訟問題が相当発生するのではないでしょうか。

でも任天堂は一カ月程度の騒ぎだと想定していると思いますね。

つまり夏休みの間だけですよ。

学校でポケモンをプレイされたら絶対に社会的なペナルティーを背負わされるからです。

任天堂も馬鹿ではないでしょう。

つまりこのゲームは一カ月でレアもの発見ステージが確実に終わるのだと思います。

ポケモンの面白さはコレクションと育成なんですね。

ですからコレクション的な要素はゲーム前半で満喫させて、後半は育成主体のゲーム内容になっているんじゃないですかね。

いずれにしても子供も大人も何人か死ぬことになります。

さてさて我が息子は浪人中なので、人生で最も大切な夏休みなのかもしれません。

まさかポケモンをプレイするとは考えたくありませんが、大切な時間を棒に振る人が出て来るでしょう。

是非、今日が人生最後の日だと思って、亡くなった大橋巨泉氏に負けないよう生を全うしましょう。

くれぐれもお気をつけて。

フローズンダイキリ…美月

月に一度程度、横浜で飲む(^_-)-☆

今頃になって昼飲みスタイルが流行りだしてきたけれど、私達の場合「呑兵衛」という言葉がしっくりくるなぁ。

そういえば逢瀬でお酒を飲まずに過ごした日はなかったと思う。

もしどちらかのうち一人が下戸だったらどうだったのだろう!?

あっ、今時、下戸(お酒の飲めない人)とは言わないのかもしれないけれど、
呑兵衛同士だからこそ、喧嘩もあれば許されることもあると思うんだけどねぇ(^^♪

そんな呑兵衛ですが、54歳を前にしてカウンターバーでカクテルを飲んでいます。

ことの始まりは、『横浜ホンキートンク・ブルース』の歌詞に出てくるフローズンダイキリとはどんな味がするのだろう?と興味が沸き、吉田町にあるオーカフェの若いマスターにお願いして作ってもらったのが最初なんだけどね。

最近はマスターオリジナルのスイカのフローズンカクテルに嵌っています。

若い頃からカクテルには無縁だったけれど(もっぱら焼酎&日本酒党です)、
今まで関心のなかったジャンルも、先生と並んで初めの一歩を踏み出すことができて嬉しい限りです。

なんといっても年をとっての出会いだからね(笑)、単独で経験してきたことも多いけれど、
でもね、どんなことでもいいから、二人仲良く新鮮な感動を重ねていきたいと思っているんだよね。

昔、子供の頃、想像していた50代は酷くお爺さんとお婆さんに思えたよ。

今、サザエさんのお父さんとお母さんより年上になっている自分が不思議で仕方ないけれど、
私は先生と出逢ってからというもの、一度も「あの日に帰りたい」と思ったことがない。

素晴らしい人生というのは、常に未来に夢を描ける現在にあるのかもしれないなぁ〜(*^^)v

美月




逢瀬に向かう車窓から…美月

三連休最後の日、今日は横浜まで出かけます。

先生の愛する横浜ですが、段々と週末田舎暮らしが板についてきた私達にとって、コンクリートの上が痛いほど熱く感じます。

連休中はお盆があったり、先生のお父さんの一周忌があったりと忙しなく過ごしていたので、本日は予定を組まずのんびりと過ごせたらいいかな。

まあ、のんびりは何時もだけどね、気持ちの上で穏やかな一時を過ごしたいと思っています。

そんな休日の電子内ですが、見渡せばスマホ片手に自己世界に身を置く人の多いこと。

それが一人の時であれば理解できるけれど、最近は夫婦やカップルと連れ合いがいても、それぞれ画面の中と交信しているのだから信じられない世の中ですよね。

そんな状態で今日のお出かけは楽しめるのかなぁ?と疑問が浮かんでしまうけれど、昔の小学生時代の遠足の心得にあるように、家を出てから帰るまでが遠足なのだからイベント重視の時間の無駄使いはしてはいけないと思うのですが…(汗)

まあ、人のことだからほっときなさい!と言われてしまえばそれまでですが、どうでもいい事に拘ってしまうのが私の悪い癖だと思います。

えへへ、何処かで聞いた台詞ですね(o^^o)

ただね、私がこうして偉そうな事を言えるのも、先生のおかげ様があってのことで、先生の居ない私などクリープを入れないコーヒーよりも味わいのない人生であったことは間違いありません。

まず、楽しみを共有できる友達がいない。

「でも作ろうと思えば作れるんだけどねぇ」と平気で言う負けず嫌いな女など、それだけで不幸な人と呼ばれてしまっても仕方ないでしょうね。

えへへ、一人ぼっちが二人ぼっちになったのですから我が儘放題も当たり前です。

こんな私達にお付き合い下さる皆様もかなり変わり者だと思いますが、類は友を呼ぶとでもいいましょうかね。

では…行ってきます(^o^)/

美月

国際社会…美月

夜遅く帰って来た長男が、「今日、上野公園近くの交差点で信号待ちをしていたら、白昼堂々とスリにあったよ」と他人事のように話していた。

長男がスリにあったことは、長男のツイッターを見た次男が報告をしてくれていたので、本人が無事であることがわかって安心していたけどね。

スリは中国人風で、財布を手に持ち走って逃げているところで息子が気付き、大声で「捕まえてくれ!」と叫んだところ、
見知らぬ歩行者さんが思いっ切り突き飛ばしてくれたおかげでスリは転び、慌てて財布を投げ捨て上野公園に逃げて行ったらしい。

まあ、どう考えても、お尻のポッケにお財布を入れていた息子が大馬鹿野郎だけど、でも、上野が危険な場所であることは間違いないけどね。

結局、財布が戻って来たので交番に届け出はしなかったらしいけど、まるでテレビで観たリオのひったくりさながら、上野の犯罪も国際化しているんだね。

息子は「犯人は上野公園に住むホームレス」だと言っているけれど、「それはどうかなぁ〜」と言ってしまったところで、変な間が空いてしまった。

まあ、日頃から少々頭の可笑しな親だとは思っているだろうけれど、まさか森の生態観察さながら上野公園の闇を追いかけていたとは思わないだろうからね。

でもね、私達の調査でわかったことは(笑)、彼等にとって上野の森は棲家であり、行き場所を失ってしまうリスクを背負ってまで犯罪を起こすような真似はしないと思うんだけどね。

何処の社会でも人が集まれば同じように規律が生まれ、それなりの秩序というものが保たれるのは社会の仕組みだからね。

でもね、アメリガザリガニもそうだけど、犯罪界においても外来種は危険な存在になるよね。

両者がしっかり境界線で仕切られていれば問題は小さくすむけれど、お互いの性質上、共存は難しい。

悪はね・・・正義と違って勝てば勝つほど強くなるもので、凶悪化する外来種によってニホンザリガニは確実に死滅するとなると、
リオのことをよその国の話と呑気に構えている場合ではないと思う。

2020年東京オリンピック向けて外国人犯罪の増加が見込まれる一方で、大都会東京は、地方都市に比べ「安全で安心して暮らせるまちづくり」において手薄のような気がする。

誰が都知事になってもいいけれど、東京にも大勢の日本人が住んでいることを忘れないで欲しいよね。

美月













好きなものは好き…美月

以前にも話したけれど、東浪見にまでの動線はきっちりと決まっていて、アクアラインを下りるとJA味楽囲で新鮮野菜を買い、久留里駅前の喜楽飯店で餃子一枚と先生は麻婆ラーメン、私はイカラーメンを食べる。

その後、久留里の街中にある造り酒屋(藤平酒造)でお気に入りの酒「福祝」とオーク樽で仕込んだ焼酎を買い、店の前にある井戸から「生きた水」久留里の名水を汲ませてもらって東浪見へと向かう。

睦沢町の道の駅で、長生トマト、みのりファームの若鳥玉子を買い、一宮の魚平(魚屋さん)で新鮮な魚やアサリ、ハマグリなどを買って宿に着いて、夕飯の支度を二人並んで真剣に始める。

ここまでも、そしてこの先も・・・好きなものだけに拘り抜いた食材とこれ以上ないというほど優雅な時を先生と共に過ごす。

我ながら、ここまで好きなものを揃える執念に感心するなぁ(^_-)-☆

だからね・・・月曜日は脱力感に苛まれてしまう。

最近、その傾向が強くなってきて、つまらなそうな顔して無言で電車を待つ人の列を見ると滑稽に思えてしまう。

もちろん自分のその列に並んでいるんだけどね(^^ゞ、

そんなことで今日のテーマ「好きなものに拘り持つ」ということで、今年の先生はお中元に藤平酒造さんのお酒を選びました。

先生がね、もう藤平以外の酒が買えなくなってしまうかなぁ・・・というほど、三年飲み続けて今となっては「福祝」が五臓六腑に沁み込んでいる。

恋愛にも言えるけれど、好きなものというのは、その人の体の一部になることかもしれないね。

先生がいうには、最近の人はいろんなものを試すチャンスがあるけど、それ故に未熟だから迷って自分が欲しいものを確立できないという。

選択肢は沢山あるけれど、これと言うものを実は選べなくなっている。

だからね・・・傲慢さと浅はかさが幸せになるための秘訣であり、今より幸せがあると常に妄想している小利口さんは永遠に不幸であり、大馬鹿か大利口かしか幸せになれないんだよと断言するんだけどね。

なるほどね! 私は利口ではないけれど、大馬鹿であることは間違いない。

真夜中過ぎて先生のメールを読みながら幸せ気分で眠りについたら、夢の中で先生がムヒヒと意地悪そうな笑みを浮かべていた。

夢でも現実でも先生は先生だと思ったら可笑しくて、朝の目覚めがとっても心地よかった。

えへへ、私・・・どれほど先生のことが好きなのだろうね(^_-)-☆

美月


紅殻格子の日記(109)  二十三夜待ち 第7章

紅殻格子の日記(109)  二十三夜待ち 第7章

天井一面に天女の絵が描かれていた。

寺や神社の天井画には、八方睨みの龍や飛天する天女があしらわれている。

だがこの月讀神社の天女は異質だった。

平安時代の貴族を想わせる大和絵の描き方ではなく、まるで西洋画の写実主義の如く、精密なデッサンを基に細部に亘るまで写真のように描かれていた。

しかも天女は全裸で宙を舞っていた。

うっとりした瞳と半開きの口唇が、神社に相応しくない艶めかしく官能的な表情をつくっている。

恍惚の天女。

子供を産んだ女なのだろうか、下腹部はむっちりとし豊饒に描かれている。

まるで実際のモデルを写生したように、顔の表情はおろか乳暈の粟立ち一つ一つや、淡く秘部を覆う細毛の一本一本まで、詳細かつ執念深く細密に描き込まれていた。

「・・これは子供に見せられないでしょ?」

唖然とする息子を尻目に、老婆は天井画に手を合わせた。

「若奥様、小鶴が帰って参りました」

老婆はそう言うと、遠い昔を思い出すかのように静かに目を閉じた。

つづく…

プロフィール

不良老人カップル

Author:不良老人カップル
___________

(♂) 紅殻格子(べんがらごうし)
1962年8月23日生まれ。
某大手企業に勤めながら官能小説を雑誌に発表する兼業作家。ブログ『妄想の座敷牢』を主宰するも、2012年、妻を亡くし、また自身も食道癌に罹り、文筆活動をしばらく停止していた。

(♀) 美月
1962年8月23日生まれ。
3人の子供と夫を持ちながら家業の役員を務める兼業主婦。ブログ『灰になるまで恋を』を主宰。 偏屈な紅殻格子と10年に及ぶ愛人関係を続けられる自身もまた偏屈で変わり者。
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