今年最後の二人月…美月

週末は今年最後の東浪見時間を楽しんできました。

千葉に通うようになってから、人生感が変わりつつあるなぁ。

もちろん先生と出逢っていなければ、今ある時間の殆んどは経験することのない世界だった。

都会生まれの私だけど、日本人なら誰でも心に思い描く故郷の光景といえば里山じゃないかなぁ。

人里離れた古社を訪ねれば、木霊の宿る大木に昔の人の声が聴こえてくる。

季節の移り変わりに旬の食材を楽しみ、空の高さと風向きで暑さ寒さを感じ取る。

春には春の・・・秋には秋の風景があり、あれほど嫌っていた冬景色さえ、全てを越えた美しさに魅了される。

葉も花も過ぎれば枯れゆく身となるのは人も同じであるけれど、言葉なくして自然と調和する姿に感動できるのは、春の賑わいを知る日本人ならではの感性ではないかと思う。

長年、一人静かに月を見上げてきたけれど、二人で観る月の美しさは格別で、感動を言葉にできる悦びも一入です。

人生に損と得があるのなら、それは感動の数で決まるのかもしれませんね(*^^*)

私は滅多に神仏に手を合わせることはないけれど、月を拝む時、いつも願いを込めて祈ります。

先生と過ごす幸せな時間が、いつまでも続きますようにと…。

海に浮かぶ月

美月

逢瀬に向かう車窓から…美月

新しい会社勤めもなんとか1カ月が過ぎ、少しずつ周りが見えるようになってきた。

改めて五十を過ぎてからの転職は、気力体力&知能と、若い頃の何倍もエネルギー消費するよね。

先日、前の会社の仲間に、今まで威張っていたのにσ(^_^;)、人の言うこと聞けるのか?と責められたけど、でもね、実は今の方が自由なんだけどね。

毎日、通勤電車から流れる街を眺めて職場へとの向かう生活、オンとオフのスイッチ入れ替えにも慣れてきたし、人に従う楽さに味をしめてきて、最近では甘え上手になりつつある。

でもね、先生には沢山心配かけちゃったし、実家の父や弟にも悔しい思いさせちゃったり、子供たちは何も言わないけれど方向音痴の私を心配してくれていると思うと、本当に申し訳ないと思うんだよね。

だからね、みんなの為にも仕事頑張ろうと思う…と書くのが話の流れだろうけど、やっぱりね、仕事なんて小さい枠で生き方縛られたくないから、いつでも寅さんになれる軽さを持ち合わせていないと駄目だよね。

だって、昔なら死んでいてもおかしくない年に、若い子に負けないくらい恋を楽しんでいられるんだもん。

先生と一緒なら、これからだって楽しいことがいっぱい見つかると思うから、体は多少老いても心は20歳のままがいいよね。

最後の恋だから、燃え尽きて灰になるまで、先生を思い続けていきたい。

追伸…宝くじ最終日、珍しく先生から宝くじを買おうとメールがきた。

長い列に並びながら、私は10億円以上の宝物を持っているんだと思ったよ。

お金では買えない宝物、一度手放したら、二度と手に入らない宝物。

少々、偏屈なところもあるけれど、私には勿体無いほど素敵な宝物です。

美月

忘年会…美月

年の瀬も迫れば、忘年会が付いてくるというのは、日本の風物詩かな(^^♪

昨日はかつての仲間と忘年会&送別会(私の…)をしてきました。

二ヵ月ぶりに会う仲間だけど、もっと離れ離れになっていたような・・・
どこか他人行儀で、まるで知らない世界の人達のような感覚が所々に見つかった。

まあ、行く前からわかっていたことでもあるけれど、想い出の中の武勇伝も翳りが見えて勢いがなかった。

送別会プレゼントに腕時計をもらいました。

以前の仕事は、腕時計が邪魔になるような肉体労働だったけど、今は電車に乗ってお勤めしているんだもんね。

「オバサン新人で頑張っているよ!」と言ったら信じられない様子だったなぁ・・・(^^ゞ

「そんな思いしているなら戻ってきなよ…」と社交辞令を言われたけど、転職したらいって落ちぶれている訳ではないし、経緯はどうあれ少しずつ希望へ向かっているのだから後悔はないんだけどね。

でもね、みんなが予想する筋書きとしては、私が惨めでないといけないんだろうなぁ・・・(^^;)

美月


久しぶりの上野…美月

昨日は久しぶりに上野でデートでした。

えへへ、デートって、今時でも使えるなのかな?

なんとなく古臭い言葉だけど、これ以上例えようのない言葉は、どんなに時代が流れても生き続けるんだね。

人間もそうありたいなぁ~(o^^o)

最近は上野遊びもどこか他人行儀で、昔のように両手を広げで楽しめる店も少なくなった。

だからと言って、新たに常連さんと名乗れる店を探す気力はないんだけどね。

本拠地を東浪見にするか?横浜がいいか…
もしくは横須賀もいいところだなぁ~と考えていると、上野を卒業しつつある時期が来たのかと思う。

上野発の夜行列車に乗れなかったあの日の夜は、夜行列車廃線と共に永遠の闇へと消えてしまった。

でも、ちっとも寂しくないよ。

今はね、赤い車に乗って青い海を渡っているんだもんね。

窓の外にはカモメが飛んでいて、私の隣には大好きな先生が誇らしげにハンドルを握っている。

先生に出会う前、どうしてこんな私になってしまったのだろうと思ったら情けなくて下ばかり向いていた。

悲しい時、辛い時、ああ昔はよかったのにと、過去の良い所ばかりをピックアップして嘆いたりね。

でもね、思い出の中の幸福時間であっても、その時は幸せだとは気づけなかったものが沢山ある。

人間は弱いから、過去を回想する時も幸せを探そうとするんだね。

そう思うとね、幸せも不幸も結局は自分の心が決めるものだと、先生の存在に気づかされた。

私が先生を崇めるのは(そういう割には、ちっとも労っていないだろうと怒られるけど…)、ほらっ!生きてるって楽しいだろうと教えてくれる唯一の人だからなんだよね。

だからね、何度も言っていると思うけれど、神が人間でもいいんだよ。

だって今の自分を愛することを許された女は幸せなんだもん。

美月

明治から平成へ…美月

今日、長年、抱いていたモヤモヤの一部が解消された。

※ 離婚した男女のうち女性にだけ再婚を6か月間禁止する民法の規定について、
最高裁判所大法廷は「再婚禁止期間のうち100日を超える部分は憲法違反だ」とする初めての判断を示しました。
これによって民法の規定は、見直しを迫られることになります。

まだ同級生と机を並べて給食を食べていた頃、社会の授業だったか?今回の問題について知ることになった。

憲法なんてなんなのかよくわからなかったけれど、でも、女性にだけ離婚後6か月間再婚を禁止する法があるなんておかしいなぁ〜と思った。

そこにどんな意味があるのか調べてみると、離婚後に生まれた子どもの父親が誰か争いになるのを防ぐために設けられたとわかると、ものすご〜くエロいイメージが頭の中を駆け巡ったのを覚えている(^^♪

この問題は自分の年齢と共に疑問視する内容が変わり、最近では果たして子供を産めない年になっても、この法律は成立するものなのだろうかと、三球照代の漫才程度の突込みを入れていた。

まあ、くだらないと言えばくだらないでしょ(笑)

でもね、昔は再婚するとなると、子供を産める年齢が女性=基準だったのかな!?

今のような老いらくの恋や熟年結婚などは、ドラマにもならないほど滅多にないことだったのだろうと思うけれど、そんな年になっても、私は今、夢中で先生に恋している。

まあ、私の場合、多少?、頭がイカレテイルのかもしれないけど、この先、同性愛者の結婚が認められるようになる時代が来るかもしれないのだから、私の熱情も正常化扱いされると思うけどね。

世の中の移り変わりは諸行無常であるけれど、言い換えれば日々新たな自分でなくてはいけないと思う。

頭が固まってしまったら、そこで思想世界は終わってしまうんだもんね。

美月

人間ドック…美月

今日は先生の人間ドックだった。

今回も無事にクリアすることが出来て、他にも大きな異常は見られなかったとのこと。

はぁ・・・本当によかった(^_-)-☆

術後から検査は年に何度か受けているけれど、でも何度クリアしても当日は落ち着かないよ。

三年前の夏、人間ドックの結果がなかなか来なかったことに、ふと不安が過り的中した。

まさか先生が癌になるとは思ってもみなかったけれど、でも客観的に見れば癌大国日本だからね、誰が癌になっても平等だとは思うけれど…(^^ゞ

もちろん日本が癌大国(日本人の死因第一位)になってしまったのは、他の病気で死ななくなったからだと思うけどね。

でも好きな人のことになると依怙贔屓するのは当然であって、それが大好きな人ともなると気が違ってしまうほど心配になるでしょ。

だからといって私のように大騒ぎしても、結果は何も変わらないと思うけどね(^^ゞ

若い頃と違って、この先も色々なことがあるのだろうなぁ・・・。

どんな丈夫な機械であっても、50年以上使い続けたら必ずどこかにガタが来るよね。

そう思うと人間の体は凄いね。

まあ、人間だからといってえばる必要もないけれど、でも大切に使えば100年以上動き続けることもできるのだからね。

大きなノッポの古時計のおじいさんも、あんな昔に生まれたのに100歳まで生きられたんだもんね、現代人なら120年は軽いかもしれない(笑)

もちろん無意識に生きているのでは生きる屍だけど、でも私は先生と同じだけこの世に留まっていたいと常日頃から思っている。

だって・・・先生と一緒にいることが本当に楽しいのだから…。

行先も出来事も関係なく、ただ二人揃っていられる今が本当に楽しくて、私はこの幸せを手離すことなどできない。

1+1がマイナスになる関係もあれば無限大になる関係もあるよね。

先生と出逢う前の私の人生は、どこか他人事のような、行先を失った凧のように浮かんでいるけれど飛んではいない感じだったなぁ。

でも、今はね、子供の頃より休日が待ち遠しいし、心ときめく瞬間が沢山ある。

年を取ると感性が鈍るというけれど、記憶力と瞬間的な判断力に衰えはあるものの、感動という観点で見えると若い頃の何倍も素直な目で物を見ることができるようになった。

何といっても嬉しいのは、餅つきのように感動と感動をぶつけて捏ねる先生がいることだよね。

本当に二人って素敵な関係だなぁ。

いつも自慢と惚気ばかりのブログだから、読んでいる人はさぞうざったいと思っているだろうけれど、先生のこととなると話が止まらなくなるのはお決まりのことなので諦めてお付き合いくださいね。

でも、何はともあれ・・・先生が無事で本当によかったぁ〜(^_-)-☆

美月

今が全て…美月

土日は東浪見でのんびり過ごしました。

二週ほど休日をネオンの街で過ごしたけれど、目に映る景色の移り変わりは素早くて、記憶に留まる前に光の帯は消えていくけれど、里山の風景というのはいいね…何度か瞬きしても同じ風景が視界に広がってる。

冬には冬の風景があって、どの景色にも劣ることなく素晴らしいということを自然が教えてくれるんだよね。

私は先生と出逢うまで冬が大嫌いだった。

だって寒いでしょ、寒いとね、心も体も縮まってしまって、大人のくせに全てを投げだして冬ごもりしたくなった。

でも、先生と出逢ってからというもの、季節に感情を左右されなくなったなぁ・・・(^^♪

初めて先生と手を繋いだのも、寒い冬の夜だった。

いつもは先生の腕にぶら下がって歩くのだけど、手袋をしていない指先が少しずつ冷たくなっていくのを感じて、思わず先生のコートのポッケに手を入れた。

ぎゅっと握られた掌から伝わる優しさが心の奥まで届いて、二人っていいなぁ〜としみじみ感じたなぁ。

でも、今もね、ニ人っていいなぁ〜と思うことが沢山あって、満天の星空に流れ星を見つけても、「ほらっ!早くて願いごとなどできないだろう!」といつものように同じ台詞で文句をいう先生が可愛くて、私は思わず笑ってしまう。

何気ないことを嬉しいと思える瞬間がいっぱいあって、大切な想い出が失われてしまわないようにと思うんだよね。

年を取るとね・・・否が応でも記憶力は低下するでしょ!?

もちろん鍛え方次第で脳年齢は向上するというけれど、でも若い頃のような瞬発力はないなぁ・・・。

だけど、先生と先週の話をしたり、去年、三年前の出来事を掘り起こしたりするけれど、
二人が知っていることが沢山あるなぁ〜つくづく思うし、それと同時に普段の出来事が記憶に残っていないことばかりだと気付く。

でもね、忘れてしまうことの殆んどは、それほど重要ではないのかもしれないけどね。

今年も残すところ半月となって、この頃になると、先生と出逢った頃の夜を思い出すよ。

まだ見ぬ人だったけれど、逢いたかったなぁ・・・。

逢っても何も変わらないと思った。

ううん、逢ったら、もっともっと好きになってしまうだろうと思っていた。

だから一日でも早く逢いたいと思っていた。

いつ閉じるかわからない人生だけど、一日でも多く大好きな気持ちを積み重ねていきたいでしょ。

今日、腕を組みながら、「今でも腕を組んで歩くとドキドキするよ」と言ったら、先生「50を過ぎて何を…」と笑っていたけれど、本当のことなのだから、どんなに笑われても変えるつもりはないけどね。

だって今日というのは昨日の延長ではないのだからね(^^♪

美月

紅殻格子の日記(85) 同じ方向を見る。

紅殻格子の日記(85) 同じ方向を見る。

先日、横浜の三渓園に美月と行ってきました。

丁度紅葉が盛りの時節で、広大な日本庭園は鮮やかな彩りに飾られていました。

想定通り、紅殻格子の日記(82)で書いた、立派なカメラを片手にした老人達が所狭しと歩き回っていました。

熱心なのはいいのですが、撮った写真がどうなるのか気になります。

芸術は他人に評価されて成立するわけで、己の感性を世に問わなければただの自己満足ですよね。

でも皆同じ場所で同じ方向にカメラを構えているわけですから、結果は凡々たる自己満足のクズの山になるのでしょう。

そんな中、ご夫婦の方も多くいたのですが、亭主は奥さん放ったらかしでカメラに熱中しているパターンが大半でしたね。

まあ、奥さんは紅葉を通り越して枯れ木になっているわけですから、その気持ちもわからないではないですが・・

(ちなみに私が写す写真の9割には美月が写っています・・今のところですが・・)

奥さんは奥さんで亭主のカメラ三昧にうんざりして、友達と来てお喋りできた方が楽しかったと言わんばかりに暗い顔をしていました。

つまり夫婦で紅葉の三渓園へ来ても、実は別々の方向を見ながら歩いているわけです。

決して悪いとは言いません。

それが数十年一緒に暮らしてきた夫婦の知恵なのかもしれませんからね。

そんな老夫婦の残骸ばかりの中、私と美月が同時にはっとした光景がありました。

二人は穏やかな表情で、ずっと座ったまま同じ方向を見続けています。

(横顔なので敢えてぼかしは入れずに貼ります)

まるで天皇皇后両陛下を見るような仲の良さではありませんか。

しかも一瞬を切り取った画像ではなく、長い時間、二人は木々の彩りを楽しそうに愛でていました。

私と美月にとっては、美しい紅葉も敵わないほど素敵な光景でした。

それ以上に、何かを言わずとも、同時にその二人に気づいたことが誇らしいのです。

同じ方向を見て生きると言うのは、しっかりと感性がシンクロしていることだと思います。

ちなみにこの老夫婦の素晴らしさに気づいたのは、何十人も近くに人がいる中で、私達と女性のプロっぽいカメラマンの三人だけでした。

三渓園

お詫び…美月

「妄想の座敷牢」と「灰になるまで恋を…」ブログが凍結されてしまいました。

FC2に問い合わせした結果、凍結解除となりましたが、
こちらのブログから小説をお読みくださる方にもご迷惑をおかけしたかもしれませんね。

安心してください!!!…戻ってます (^^♪

凍結理由は下記の通りですが、
ネット社会に限らず、世の中には悪い人も多いので今後も規制は厳しくなるでしょうね。

真面目に生きている人が、苦しい立場に追いやられるような社会にならないようにしたいものです。

とりあえず・・・ご報告まで…美月m(__)m


平素よりFC2をご利用いただきありがとうございます。
FC2事務局でございます。

このたびは、ブログの誤凍結によりお客様には大変ご迷惑をおかけし、
誠に申し訳ございませんでした。

今回のブログ凍結の原因は、弊社キーワードによる自動検出システムにて、
お客様のブログを誤って検出してしまった事にあります。

弊社にてお客様のブログの凍結を解除させていただきました。
つきましては、お手数ですがお客様のブログの表示および
管理ページへのログインをご確認ください。

大変ご迷惑をおかけし、誠に申し訳ありませんでした。
以後このような事のないよう、再発防止に努めてまいります。

今回の件に関連し引き続きブログの操作についてご不明な点がございましたら、
以下のサポート窓口へご連絡ください。

今後ともFC2をよろしくお願いいたします。

ゲゲゲ…美月

土曜日は予告した通り、車の点検を終えると、先生の実家に引越し屋さんが来て、お父さん自慢の仏壇を運んでもらった。

あとはテレビと昔の写真・・今や貴重となった茶箱は、年季の入り具合が半端なく素敵です。

家の解体と同時に要らない物を処分するつもりだけど、先生、茶箱は捨てられず持ち帰ることにしました。

茶箱は、本来、お茶を保存する為のものだけど、強度、防湿性・防虫性に優れていて、昔は大切なものの保存に使っていたんだよね。 

大事に扱えば何十年も使うことができる茶箱、ちょこっとリメイクして長生きしてもらいたいね。

引越しを終えると、一段落しながら「ゲゲゲの女房」の再放送を先生が見始めた…。

ちなみに私はというと、先週買ったIPADの初期設定に悪戦苦闘していた。

「普通の人じゃ理解できないよぉ・・・可哀想に・・・」

…と水木しげるに嫁いだ奥さんを庇いながら、ゲゲゲの世界に涙する先生を観ながら、私の瞳も潤んできた。

どんなことであってもね、先生が涙すると、私まで悲しくなってしまうんだよね。

寅さんを観て泣く先生を見て、映像の裏の隠された物語が何倍も色濃くなって見えてくる。

嬉しい時も同じ・・・先生が笑うと私まで楽しくなる。

まるで生まれたばかりの赤ちゃんのように、お母さんの笑顔が安心に繋がるようにね。

でもねぇ・・・先生ぇ〜、水木しげるの奥さんも大変だったと思うけれど、先生もかなりのゲゲゲぇ〜だと思います。

まあ、普通と違うから面白いんだけどね(^_-)-☆

夜は地元の中華に足を運んだ。

先生の行きつけの店だけど、普段は車通勤なのでお酒が飲めないから、この日はゆっくりと出来て良かった。

いつも一人で来る先生のことを、ママが心配してくれていたのか?

私の顔を見ると、「ああぁ〜よかったぁ〜」とワントーン高い声と満面の笑みで迎えてくれた。

そうそう・・・横浜のパパの店(先生馴染みの中華)でも、二人揃って出かけるととっても喜んでもらえるのだけど、どんなにニコニコしていても先生の気難しさが伝わるんだろうなぁ〜(笑)

でもね、先生のことを心配してくれる気持ちが嬉しいし、私達が二人でいることを悦んでくれる人がいるだけで幸せな気分になるよ。

中華を食べ終えて野毛へと繰り出せば、いつもの店へと向かった。

若者が楽しそうに笑い語らうカウンター席も、暮れの週末ともなると大変賑わっていた。

この店で50歳を過ぎたカップルなど見かけたことがないんだけど、私たちをいつも温かく迎えてくれる店の気遣いが嬉しいなぁ。

先生と出逢っていなければ、私はこんな風にお洒落な時間を知らなかったと思う。

誰かに語る想い出は、遠い昔のキラキラした時代の話であって、話したところでお伽噺の世界だっただろうね。

今、こんな風に生きた時間をして、若者と同じ場所を共有できる楽しみを見つけられなかったよね。

たった一人なんだよね・・・たった一人、先生という人に出逢えたおかげで、私は「幸せ」という言葉を日常的に使えている。

昔、母が毎日のように私に語った父との幸福な時間を、私も体験することができた。

母の語る愛を大袈裟だと思っていたけれど、でもね、今になって思えば、ほんの一部だったのだろうと思う。

どんなに恋しかっただろうなぁ・・・逢いたかっただろうなぁ・・・。

冬の夜空は美しく、イルミネーションなど霞んでしまうほど潤んで見えるね。

美月
プロフィール

不良老人カップル

Author:不良老人カップル
___________

(♂) 紅殻格子(べんがらごうし)
1962年8月23日生まれ。
某大手企業に勤めながら官能小説を雑誌に発表する兼業作家。ブログ『妄想の座敷牢』を主宰するも、2012年、妻を亡くし、また自身も食道癌に罹り、文筆活動をしばらく停止していた。

(♀) 美月
1962年8月23日生まれ。
3人の子供と夫を持ちながら家業の役員を務める兼業主婦。ブログ『灰になるまで恋を』を主宰。 偏屈な紅殻格子と10年に及ぶ愛人関係を続けられる自身もまた偏屈で変わり者。
___________

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