みこしパレード

先週の日曜日は、みこしパレード目指して横須賀へと繰り出した。

みこしパレード

伝統薫るみこしパレードは、市内各所から集結した多数の神輿や山車が、横須賀中央駅前から中央大通りを練り歩く、迫力満点のイベントです。
みこしは、ゲートを越えて米海軍横須賀基地内に入り、基地内のクレメント通りを通ります。
威勢の良い掛け声とお囃子が、基地内に響き渡る、日本の伝統行事とアメリカの雰囲気がマッチした横須賀でしか見ることのできないお祭りを繰り広げます。

先々週の観艦式、そして今回、先生の実家からの出発に、まるで子供の頃の運動会の朝のようなすがすがしい気持ちで向かうことができた。

何処に泊っても、朝は朝なんだけど、自宅から出かけるというのは、今日の始まりが玄関から一斉にスタートするようで、二足仲良く並んだ靴を二人揃って履きだして出かける朝が私は好きです。

横須賀に着くと、すでに街は大変な賑わいで、目の前を各所の神輿が元気いっぱい通り過ぎて行った。

でも、神田明神の神輿連の威勢の良さと比べてしまう私達は、本当に意地が悪いのだと思う(笑)

そんなことを突き合いながら、神輿を抜いて足早に米軍基地へと向かう途中で、
海上自衛隊の神輿と遭遇(・´з`・)

半被の背に「海」を背負った海上自衛隊の隊員が、艦艇や部隊の名前が書かれた約100個のちょうちんを付けた神輿を担いでいました。

今年の春、米軍基地内に入れた時は、見るもの聞くもの感じるもの、全てにアメリカを感じて興奮状態だったけど、今回は少々大人になった分、人気の少ない米軍基地の海沿いに座り、海を見ながらアメリカの味に打ちのめされていた。

今回も大人気アンソニーピザは買わなかった。
ビールとソーセージの缶詰、そしてツナのディップとクラッカーを試してみたけれど、自国の物でも好き嫌いの激しい私達の舌には遠い世界の味だった。

だからといって私達が贅沢な人間かといえばそんなことはなく、前夜の夕食はイカフライ、フランスパンと焼酎だけで過ごせるのだから、美食家というより自分至上主義なのだと思う。

みこしパレードから数日後、先生のメールに、米海軍横須賀基地配備のイージス艦「ラッセン」が中国が南シナ海で建設を進める人工島内を航行したことが書かれていた。

お互いの心中を深く探ることはしなかったけれど、横須賀配備のイージス艦が・・・と、それだけで胸が痛む思いがした。

みこしパレードに瞳を輝かせる金色の髪の幼い少女は、赤い靴の人形にように可愛かった。

この子の未来も灰色の船上にあるのかと思うと、彼女の父に無事帰還してほしいと心から思った。

大切な人を思う気持ちに国境はないよね。

私は人を思う時、先生のことを最初に思い浮かべる。

先生が戦争に行ったら・・・先生が怪我をしたら・・・先生が帰って来なかったら…。

想像しただけで大泣きできるほど、私は先生のこととなるとキチガイになる。

だからね・・・全ての人が愛する人と離れ離れにならないようにと願ってしまうんだよね。

美月

海自 神輿

海を見ていた午後



夢は見るもの?…美月

先生の実家に行くと、昭和にタイムスリップする。

特別、思いを馳せることなくても、すーっと体の芯から当時の匂いが蘇ってくる。

野良猫の小便臭い路地に置かれた鉢植えは、殆どの場合、半分枯れかかっていて、栄養の足りない花が一つ二つ細い枝にしがみ付いている。

風が吹くと、どこかで剥がれたトタン板がガタンガタンと音を立てる。

あと一か月もすれば、路地に色はなくなり、灰色一色の冬が来るんだね。

私は秋が来ると、毎朝、泣きたくなるほど切なくなる。

これから一日一日、寒くなるのかと思うと、たまに吹く暖風に乗って南へと飛んで行きたくなる。

毎年、こんなことを考えているのだなぁ・・・(^^ゞ

でも、今年の秋はいつもと少し違っていて、季節のことより未来のことが気にかかる。

人生の分岐点があるとしたら、人はどんなタイミングで方向転換するのだろうね!?

過去に何度か会社を辞めたくてストライキしたことがある。

でも成功することなく、未遂に終わっていたけれど、さすがに今回は会社を辞めることができそうです。

顧客名簿に載せていない友人宅は、お遊びがてら不定期で訪れていたけれど、虫の知らせか?この一週間、立て続けに連絡があった。

そして今日も・・・半年ぶりに友達から電話があり、ランチを兼ねて会いに行ってきた。

私が会社を辞めるからと伝えると・・・最初は驚いていたけれど、話は次第に彼女のことへと移行していった。

実家の負の連鎖、職場のストレスで体調が思わしくないと言う。

人のことになると一生懸命で、面倒見が良くて、大勢の人に慕われている彼女に頭の下がる思いだった。

そして優しい旦那さんと思いやりのある子供二人がいるんだけどね。

外から見れば幸せそのものに見える彼女であっても、人の心には魔物が住んでいるのかな?

ふとした時に、普段、隠れている影の部分が顔を出すのかもしれない。

彼女は恋をしている自分に苦しめられていた。

プラトニックな関係と言いながらも、大勢の人の信頼を裏切っているようで、このままではいけないと思いながら、それでも会いたいと思う自分が情けないと言っていた。

私はというと・・・プラトニックであろうとなかろうと、心奪わえているのだから恋でしょと突込みを入れてみた。

その言葉を待っていたかのように、次から次へと心の声が飛び出してきた。

帰る頃にはだいぶ心が落ち着いたのか、今日からぐっすり眠れると安心した顔で帰って行ったけれど、私が特別なアドバイスをしたわけではなく、ただ黙って彼女の話を聞いていただけなんだけどね。

でも一人で考えていると行き詰ってしまうことってあるよね。

誰かに話すことで頭の中が整理できるし、心の中を開放することで澄んだ空気が体に取り込まれるのかなぁ。

私も色々なことがあったけど、先生の存在が私を支えてくれたおかげで迷うことなく今に至っている。

今まで何度も書いてきたけれど、先生は私を笑わせてくれる名人だからね、笑っているうちに心の襞が伸びてくるよ。

そしてメールのやり取りは懺悔部屋でもあるし、二人の時間は人生の楽園です。

一生のうち、好きになれる人と出逢えるのは、本当に貴重なことだと彼女に伝えた。

特に年齢を重ねれば、人間関係は広がるようで、心の間口は自然と狭くなるものだと思っている。

それに合わせて荷物も軽くしていかなくてはいけないと思うんだよね。

50代以上の年齢でこの先の人生を明るいと感じる人は少ないけれど、私は先生と出逢ってから未来を暗いと感じたことがない。

何故かなぁ・・・と思ったらね、きっと比べるものを持たないからだと思うんだよね。

先生がいれば・・・何も怖くない。

それにどんなことも先生に逢うための条件だったのだと思うと、嫌いな過去も好きになる。

幼いころから宗教とはなんだろうと疑問に思ってきたけれど、「信じる心」に安らぎが宿る幸福感ではないかと、先生の鼓動に耳を当てて感じているよ。

だからこそ、好きこそ物の上手なれとなるように…未来を輝かせていきたいなぁ。

だって夢は見るより描いた方が楽しいもんね。

美月

紅殻格子の日記(80) 臆病に生きる

紅殻格子の日記(80) 臆病に生きる

随分と御無沙汰しておりました。

人生の転機を迎えて、己の人生が潰えるまでの時間に想像を張り巡らせていました。

膨大な選択肢とその結果得られる幸福量を試算していると、僅か一年先のことさえ不確実な人生であることがわかり、改めて唖然とした次第です。

今夜10時から、NHKで『プロフェッショナル』という番組を放映していました。

ナイナイの岡村氏が、今まで番組紹介された人物を再び訪れるという趣向です。

彼自身もそうですが、人は如何に臆病に生きるべきかを学ぶことができました。

臆病に生きると言うことは、将来の危険をできるだけ避けて生き延びることに他なりません。

つまり岡村氏にとっては、長く芸能界で生き続けるためにはどうしたらいいかを模索する旅であったわけです。

一般人であれば、どうしたら長く幸せに生きられるかを考えるのと同意です。

そのためにありとあらゆる方法を考え続けるわけです。

美月とずっと一緒にいるために、姑息かと思われるかもしれませんが、私は如何なる穢い手段をも日々自信を持って講じています。

だって別れて独りになるのは怖いじゃないですか。

太く短くではなく、細く長く生きたい・・それが臆病な生き方だと思います。

豪快ではないことを決して恥じる必要はありません。

そもそも恐竜が繁栄していた中生代、哺乳類は生き残るために臆病でなければならなかったでしょう。

臆病こそが知恵の始まりかもしれませんね。

そんな言い訳をしている場合ではありませんが、私はこの先、美月とどんな形で生きていけばいいのかを日々研究しているわけです。

会社をいつ辞めるのか、何処に竟の棲み家を構えるのか、何をして二人で糊口をしのぐのか、そのために資金はいくら貯めるのか・・・

愛があればなんとかなるさ。

確かにそうかもしれませんが、臆病は貪欲の裏返しでもあり、最大量の幸せを求めて止まぬわけです。

さてさて、このパズルをどう解くか・・まだ忙しい日々は続きそうです。

2015観艦式

不良老人…美月

こんな状態であるけれど、まだ正式に会社を辞められた訳ではないので、休暇中といったところかな(^^ゞ

…なので、土日は先生と楽しい時間を過ごすことができました。

土曜日は先生の実家へ行き、実家の解体見積もりに来てくれた業者さんと打ち合わせでした。

色々と考えることの多い年となりますが、人生の分岐点って意外とすぐそこにあるものかもしれませんね。

実家の打ち合わせ前に、お父さん関連の手続きの為、区役所に行ったのですが、土曜開庁日とあってか大勢の人が窓口に訪れていました。

さすが・・・横浜です。

色々な国の人が訪れるからでしょうか・・・
電光掲示板に示された番号を見ると、朝からやっている割には思うように進んでいない様子でした。

私は外国に住んだことがないので他国の役所手続きがどのようなものかわからないけれど、日本でもわからないことの多いこと。

特にお役所関連の手続きともなると、文章力だけでは理解できないことも多く、結局、足を運んで、それでも一度で済まないこともあります。

この先、年を取っていくのですが、世の中の進化速度に着いて行くのは大変だなぁ。。。と実感します。

でもね・・・先生とよく話すのですが、日本に住んでいる外国の人は偉いですよね。

見習わなくてはいけないところが沢山あります。

私など大人になって多少の常識を踏まえたのはいいけれど、形に嵌った物の考え方しかできない時は年を取った感じます。

土曜日、先生の実家の茶の間で、BSの怪奇ファイルという番組を観ていたのですが、番組から見る日本人観からすると、日本人は「みんなと同じで安心する」という意識が強いと先生から説明をもらい、物凄く納得しました。

でも、本来であれば、人生の結末というのは、誰とも違っているはずなのに、平均寿命でさえ自分の寿命と勘違いしてしまう傾向にあるのかなぁ!?

だからね…年を取るほどに個性的でありたいと思うけれど、それには今が重要であって、どう進んで行くかによって終着駅は違ってくるのだろうと思います。

最近、「年を取ったらどこに住もうか?」と先生と話す機会が増えました。

先生は「お前はどこがいいの?」と聞いてくれるのですが…、

何処かいいかと尋ねたら、あなたの傍に決まってる…ですっ(^^♪

えへへ、先生の優しい問いかけはありがたいけれど、先生がこの先の未来の話に、私を登場させてくれることが一番うれしいんだよね。

私は先生と一緒ならどこでも楽しいと思うけれど、都会と田舎の両方に良いところがあって、どちらか一方に決めかねている。

でも、よくよく考えてみると…、不良老人を目指すなら安住の地を決められなくていいのかもしれない。

いざとなったら、どこでも暮らしていける・・・そう思える感性が若さの特権だと思うからね。

どうせ最期は、みんな揃ってあの世に行くのだから、生きている間くらい自由であってもいいと思うよね。

美月

女らしさ…美月

今日は会社の仲間が自宅に荷物を取りに来たので、今回のことを少し話をしたけれど、会社を辞めると言った日から10日ほどしか経っていないのに、ものすごく長い間、逢わなかったような気がした。

日に何度か、仕事の確認で義母から電話がある。

聞き取りにくいスマホ越しであっても、義母の声が耳に届くと左目がピクピクと疼くのは致命傷だよね(^^;)

手の空いた時間に、あれこれと考えておかないといけないと思っているのだけれど、とりあえず退職するまでは落ち着かない。

「これからどうするの?」と親しい仲間に聞かれるけれど、ドラマではないのだから思った通りに物事が運ばないこともあるんだけどね。

最近はあれこれ話すのが面倒になってきたので、「今はまだ何も考えられない」とだけ伝えている。

「そうだよねぇ・・・そうだよ」と言ってはくれるけれど、私がどう進もうと、本当は関係のないことなんだと思うけどね(^^♪

今日の夕方100円ショップの入っているショッピングモールに立ち寄り、自転車のライトを買った。

昨日、電球が切れているのに気付いたけれど、かなりの距離を乗ったので買物してかえる元気がなかった。

普段、車に頼りっきりの生活だったので、自転車に乗るのも一年ぶりだったかもしれないなぁ・・・。

思いもよらないところが筋肉痛になっていて、改めて自転車の運動量に驚いています。

最初は自転車のかごの大きさ分だけ食品を買うのが難しくて、ハンドルにスーパーの袋をぶら下げて帰ったけれど、ここ数日は先生ほど上手に袋詰めできないけれど、以前と見違えるほどコンパクトになってきました。

段々と自転車生活が楽しくなってきたので、自分専用の自転車を買おうかと思っています。

あっ・・・話が逸れましたが…

100円ショップを出るとすぐに、店の前に停めておいた自転車の修理にかかりました。

自宅に帰ってからだと億劫がってやらないかもしれないし、部品が合わなければすぐに買えるしね。

その為にドライバーまで買ったのだから、ライトと反射板(各種)を頑張って取り付けてしまおうと思ったけれど、老眼鏡を忘れてしまい説明書が見えず、困っていたところに駐車所の警備員さんが声を掛けてくれました。

事情を説明すると、ぺたっと地べたに座って手際よく部品を取り付けてくれたと思ったら、他に壊れている箇所まで修理してもらいました。

オジサンの背中を見ていたら、幼い頃、父が靴の修理をしていた後ろ姿を思い出しました。

そういえばね…

私、先生の背中が大好きでよく見ているのですが(写真にも撮ります)、思い出してみると、先生以外の人の背中がどうなっているのか?知らないんですよね。

それは何故かと訊ねたら・・・人の後ろを歩かないからだと思いました(^^ゞ

それでは恋も仕事も上手くいくわけないですよね。

一歩も引かない強さは、時として必要かもしれませんが、相手を尊敬できなければ人生という険しい道のりを一緒には歩けないのだと思います。

女だからといって控え目になることはないけれど、「女を守るのは男の役目だ」と、たまには男に言わせてあげたいじゃないですか(笑)

花を持たせる(プレゼントできる)のも、女性ならでは気配りだと思います。

美月

月の美しい夜は…美月

観艦式の熱が冷める間もなく、現実の日常は宙ぶらりんの状態で、会社に行かない日は自宅から10キロ範囲内であれば、自転車で集金に出かけています。

会社を辞めると決めた日、残金を立て替え入金してしまったので取りに行かないとね・・・(^^;)

それと残金を残したまま、次の担当者に引き継ぐのは申し訳ないしね。

今、一番の気がかりは・・・

今回の件で、私のことを一番理解してくれた仲間(ディレクター)のお父さんが緊急入院してしまったことです。

この三か月、立て続けに人が辞めてしまったので、沢山の仕事を抱えて、夜遅くまで外回りする彼女ですが、それでも彼女は私に電話をしてくることはありません。

昨日、実家の父のところに近況報告に行ったのですが、帰りのバスの中で部下から電話をもらいました。

部下はディレクターの高校時代の友人で、自宅で内職をしていたところを、ディレクターがお誘いして、うちの会社で働いてくれて25年以上になります。

「助けてあげて欲しい」と言われたけれど、今、手伝えば、元の木阿弥になってしまうようで心を鬼にして断りました。

私が会社を辞めた理由に、権力を傘に人を人とも思わない義母と主人の態度にあります。

義母は私が義父と大喧嘩して会社を辞めたことに話をすり替えていますが、義父との喧嘩など真夏の花火大会のフィナーレのように、最後は煙となって消えてなくなってしまうのですから、右から左に聞いていればよかったのですが…。

今回は私から仕掛けたのですから、退職する手段として義父の短気を利用したのかもしれません。

「正社員なら募集すれば幾らでも来るんだから…」と社員を前に豪語してきた義母ですから、人が足りなければ雇えばいいのです。

五年ほど前までは、義母の心の声が表に出ることは少なく、私だけに向けられていたのですが、年を取ると表と裏が無くなってしまうのか? 最後は「あなたは人間ですか?」というレベルまで口走るようになりました。

私が庇えば、苛めが酷くなる。

小学生のような傍若無人な振る舞いに、一時は軽い痴呆症が始まったのではないかと疑ったのですが、脳検査を促した結果、脳の異常は見当たらず、むしろ年齢的に綺麗な脳との診断に、益々、個人的苛めは広がりました。

私は結果をきいて愕然としました。

もちろん介護ができない間柄ですので、健康であってくれたことはありがたいことなのですが、でも、人の心を傷つけていることさえ気付けない?、いやいや気付いていながら、相手が逆らえない立場であることをいいことに、嫌な仕事ばかりやらせる神経が理解できません。

ディレクターが立場を下りれば、彼女が連れてきた仲間達(マネージャー組織)は崩壊します。

私はそれでもいいと思っています。

たとえ組織がなくなったとしても、彼女たちが仕事が出来なくなることはありません。

むしろ嫌な思いをすることなく仕事ができるようになるのですから、今日という日を気持ちよく過ごせます。

一日、車で移動して、30〜40軒のお客様と接する仕事ですので、嫌なことが日に何度もあることだってあります。

だからこそ事務所に戻って来た時は、お互いに励まし合いながら、気持ちをリフレッシュして出かけてもらいたかったのですが…。

でもね、私が立ち上げた会社ではないので仕方ないんですよね。

どんなに義母が我儘であっても、彼女が立ち上げた会社なのですから、私に意見する資格はありません。

それは代表取締役であっても同じだし、立場に固執しなければ意見ができない能力しかないのであれば、労働者として働く意味などないのだと思います。

…という理由で会社を辞めると実父に話してきたのですが、父の予想外の言葉に涙が溢れてしまいました。

「よく頑張ってきたなぁ・・・」

「後のことは心配するな・・・好きなようにすればいい」と言われて、胸の中に閊えていた悪玉が下に落ちました。

年老いた父に心配をかけるのは親不孝だと思っていた私に、父は、子供を守るのは親の役目だと言ってくれました。

幼い頃、背中に負ぶって育てた9歳違いの弟は、毎日、父の家に寄るたび、仕事の電話の途中にも、私のことを心配してくれているそうです。

先生は、私のこと、私の子供達のこと、今のこと、未来のこと、色々なことを考えてくれています。

私はね・・・本当に幸せ者だと思うんだよね。

だから、へこたれない・・・。

ううん、へこたれちゃったら、また立ち上がればいいのだと思えるのは、本当にありがたいことです。

昔ね、たった一人でもいい、自分のことを本気で愛してくれる人がいたら、人は救われるのだろうと思っていた。

結婚して実家を出てから、親や兄弟に支えられていることを忘れていたし、先生と出逢えたことで人を信じることができるようになりました。

もちろん先生に対しても、信頼に応えるべきだと、絶対を押しつけるつもりはありません。

先生だって人間だもん、様々な感情の組み合わせによって、腹の虫が納まらない時だってあるはずです。

だから私が思う信じるとは…、神のような絶対的な存在ではなく、何があっても後悔しないという自分に対する覚悟です。

もし、この十年、先生に騙され続けていたとしたら、私ね…大笑いしてしまうように思います。

大笑いしながら、「今まで騙してくれてありがとうね」と言って、わんわん泣いちゃうと思います。

あれれ・・・結局、先生との出会い、先生の優しさに感謝するオチが付いてしまいましたが、もし、この先、人を騙す気持ちがあるなら、どうぞ最後まで嘘だとばれない努力を続けて欲しいと思います。

それが人に対する礼儀ではないでしょうかね。

以前も書いたかもしれませんが…、
私の年配のお客様は、息子になりすましたオレオレ詐欺の電話を心待ちにしていました。

何年も前に亡くなったはずの息子さんが逝き返ってきたようだと言って、詐欺グループに入らなければならない若者の将来を本当に心配していました。

風邪を引いて声が変わったと言われたら、「お金のことより、まず病院に行かないといけない」といい、「会社なんて辞めてもいいから、すぐに帰っておいで」と電話が鳴るたび伝えていました。

おばあさんの息子さんは、仕事中に脳梗塞で倒れたそうです。

そのまま意識が戻ることなく、自分が死んだことも気付いていないのではないかと、肉体を失った息子に対して無事にあの世に辿り着けたか心配していました。

今でいう過労死だったのか? 病気の兆候があったのか?
今となってはわかりかねますが、しばらくして詐欺の電話は来なくなりました。

おばあさんは、いつまでも詐欺師の身の上をあんじていましたが、きっと、おばあさんの優しさに触れて更生したと思うと伝えると、毎日、彼の為に仏様に手を合わせていると言っていました。

おばあさんの顔が仏様に見えました。

仏は形にあらず、慈悲は人の心に息づいているのかもしれませんね。

美月

追伸…

先生と仲良く並んだ縁側で、柔らかい陽射しに包まれてゆっくりお茶を飲み、月の美しい夜は季節を問わず月見酒。

同じ年を取るなら、澄んだ蒼い月のように心清らかに過ごせる自分でありたいと思います。

観艦式…美月

しばらくお休みしておりました。

お越し頂いた方には、大変申し訳ございません。

先週から色々なことが起こっていますが(^^;)、昨日は神奈川県沖の相模湾で行われた海上自衛隊の観艦式に出かけてきました。

念願の観艦式ですが、当選確率は非常に低く、今回は先生の人脈のおかげでチケットを手にすることができました。

横須賀に遊びに行くと、ヴェルニー公園のベンチに座り、軍艦を眺めて過ごします。

軍艦の機能美に魅せられ、いつかは乗ってみたいと思っていましたが、
青い空と海の間を駆け巡る軍艦の迫力は思っていた以上に勇ましかった。

大型機械物好きですので、鉄の重さに油臭さも五感で楽しみ、波のうねりも心地よく、このまま、どこまでも広い海に泳いでいきたい気持ちでいっぱいなりました。

でも、晴れの舞台に予想外の感情として、目の前を横切る軍艦の先端に、きりっと敬礼した若者達の姿を見つけた時は、涙が溢れてしまいました。

乗船する際も多くの若者の笑顔や優しい言葉遣いに感心しました。

まっすぐと相手の目を見て挨拶してくれる若者たちの笑顔が可愛らしくて、思わず、私も人の親なのだと感じました。

観艦式には安倍首相も参加していましたが、安全保障関連法の成立を踏まえて、積極的平和主義の旗を高く掲げ、世界の平和と繁栄にこれまで以上に貢献していく決意を強調していました。

確かに世界平和のお役に立つことも大切です。

でもね、私は今、目の前にいるこの子達を危険な目に合わせることのないよう、阿部首相には我が子を思う親心を決して忘れないで欲しいと思いました。

愛する者を失わないように・・・私達一人一人しっかりとした意見を持つことが大切ですよね。

観艦式の様子は後日改めて書こうと思います。

美月

ご報告まで…美月

日々、お越しくださる皆様には、ブログの更新が遅れてしまっていることをお詫びします。

楽しい休日の話を書こうと思っているのですが、気持ちが思うように捗らずにいます。

…と、いうのも・・・会社を辞めることにしました。

今年、二度目の決断です。

引き続き読んで下っている方はご承知かと思いますが、私は主人の実家の会社で役員として働いていました。

役員といっても名ばかりで、実際には使用人以下の扱いですが、定期的にお客様の家にお伺いする仕事ですので引継ぎも大変です。

でも、一番大変なのは・・・仕事場とは言え嫁の反乱なのですから、従業員一同、どう対応してよいものかと思っているようです。

ちなみに原因は、義父との大喧嘩でした(^^;)

私のことはもちろん、先日、従業員に対してパワーハラスメントに適応する暴言を吐いたことがきっかけです。

一日中、車で移動の仕事ですが、「車を置いていけ!」と言われたので、、実質的なクビだと受け取りました。

自宅に個人所有の車がないことを承知の上で車に乗せないというのは、仕事をするな!ということだと思います。

日が暮れたバス停で一時間に二本のバスを待って駅に向かい、電車を乗り継いで家に帰りました。

こっそり送ってくれると言ってくれた仲間の声に感謝しながらも、一分でも早く一人になりたかったので、丁寧にお礼を言ってお断りしました。

なんだか悔しくてね・・・バスの窓に映る私が余りに惨めに見えて、思わず泣きそうになりました。

でも、先生からの応援メールと、先生そっくりのカエルちゃんが、私の掌の中で一生懸命微笑んでくれたので泣き笑いです。

まあ、細かいことを書いても、実際の義父母を知らなければ、ただの嫁の戯言になってしまうので、辞める理由はいいとして・・・、今回のことで改めて先生の優しさに感謝しています。

女性従業員は私の立場を汲み取り、社長である主人の対応に非難の声が上がっていますが、この十年、私がこの家で我慢できたのも、全て先生のおかげです。

先生がいなければ今の私はいないし、子供達の今も大きく変わっていたと思っています。

だからね・・・こんな状態であっても、私は大丈夫です(^_-)-☆

昨日、ずっと一緒に仕事してくれた相棒と共に愛車を降りました。

可哀想なほど汚れてしまったけれど、今日は電車通勤して引き継ぎ書を作りに事務所に行きましたが、制服のズボンのポッケに潜ませたカエルちゃんのおかげで頑張れました。

この先、どう歩いて行くべきか?考えなくてはいけないのですが、今は滞りなく退社できるよう、日々勤めていこうと思っています。

相棒

美月

逢瀬に向かう車窓から…美月

三連休初日、皆さまはどんな休日を過ごされるのかな?

私は東浪見に向かう車窓から、流れる景色を追いかけています。

今週も色々なことがあったけど、先生に逢う時は嫌なこと全て忘れて、かけがえのない時間を楽しむことにしています。

でも、以前より感情のコントロールが上手くいかないこともあり、気持ちを切り替えられない自分にイライラしている私がいます。

なぜ苛立つかというと…、年を取ったのだと思います。

自営業といいながらも、組織として働いているのですが、上の者の命令に従えません。

…でね、一時、会社を辞めたのですが、別に大暴走したつもりはありません。

結果として今も会社に席を残しているのだから偉そうなことはいえませんが、自分を殺してまで誇れる仕事(生き甲斐)かと考えると泣きたくなります。

商店街には色々なお店が仲良く並んでいました。

利幅の大きな店、小さな積み重ねを大切に頑張る店、

温かいもの、冷たいもの、

気温に左右される店、一年中穏やかな時間の流れている店。

時代と共に廃れていく店もありましたが、働く人の居場所が適材適所となる店は、今も続いています。

不器用な生き方も、不器用だからこその鍛錬によって人の心を動かすことができるのだと思います。

残念なことに、先生と私はかなり器用なところがあり、いざとなったら何処でも旅することはできますが、雨風吹いて泥まみれになっても、一つところに根を張って全てを受け入れる蓮の花の生き様まで達していません。

それがわかっているから、現状のもどかしさに苛立つのかもしれません。

私は先生と出会って沢山のことを学びました。

学んだことを活用してこそ人生です。

人生を広くも狭くもできるのは、誰でもなく自分なのですから、自力本願で頑張りましょうね。

美月

亭主関白…美月

先日も、先生と出逢ってから10年と書いた気がする。

42歳で出逢った二人が、53歳の誕生日を迎えたのだから・・・お祝い事をするとしたら、昨年だったのかな?

まあね、お祝いごとをするほどアメリカナイズされてもいないし、年数に拘る必要もないけれど、毎年、秋風が吹くと出逢ったばかりの頃を思い出す。

私生活では色々なことが立て続けにあった。

精神の安定が得られなかった皺寄せが更年期初期と重なり、体調が優れない日が続いた。

「頑張らないといけない」と、使命感を強めることで気持ちを立て直しては、「大丈夫、大丈夫」と毎朝、呪文のように呟きながら仕事に出かけていた。

偶然、先生と出逢えて、毎晩一通ずつメールを交わすようになると、灰色だった景色が段々と明るくなっていった。

当時の私は、不倫=悪だと思えなかったし(今も思っていないけれど)、どんな形であれ、私を救えるのは先生しかいないと思っていた。

不倫という言葉がどこかに遠のいてしまうほど、まだ逢ったことのない先生のことを身近に感じていた。

先生は私と出会わなくても、自分の描いた世界(妄想世界)に身を置くことはできたと思うけどね。

今更ですが、先生は不思議な人です。

巧みな話術、知性や教養、社会的地位を持ちながら、女性にモテることを嫌う傾向がある(^^ゞ

よほど安易にモテる男が滑稽に映って見えるのかな?

もちろんナンバーワンよりオンリーワンを目指す先生にとって、世間の評価より自分自身が納得のいく人生を歩もうと常に模索しているように感じている。

だからこそ、厳しい一面を持っているけれど、亭主関白ほど素敵な形の恋愛はないと思うんだけどね。

世間で言われるところの亭主関白というのは、「ダメ夫さん」のレッテルが貼られているけれど、本来、甲斐性のある男であればあるほど、自分の立場を利用して偉ぶることなどないと思う。

誇らしい男だから女が従うのであって、実は上手に妻の尻に敷かれる技を持つ亭主は、かなりの切れ者かもしれないよね。

あれぇ、中村主水に辿り着いちゃったなぁ・・・(^^;)

でもね、妻や恋人を微笑ませることができるのは、亭主(彼氏)である俺だけだ!と自信を持って言える人が正式な亭主関白なのではないかと思うんだよ。

先日、会社の若い女の子が、旦那さんのことで相談してきた。

甲斐性がないのに束縛が厳しくて、「離婚する」と言うとキレるらしい。

何度も同じことを繰り返してきたけれど、金銭的に厳しいこともあり、ほとほと疲れたと言っていた。

彼女が彼を心から嫌いになった訳ではないことは、話の端端で彼を庇う言葉が出ることでわかった。

「どうしたら立ち直ってくれると思いますか?」聞かれたので、今の気持ちを素直に伝えたらどうかと答えた。

「じゃあ〜なんて言えばいいですかぁ〜?」ともったり聞き返す彼女に対して…

「愛しているから絶対に離婚しないというけれど、本当に私のことを愛してくれているなら、本気で幸せにしてください」と頼んでみたらどうか…とアドバイスしてみた。

そんな恥ずかしいこといえないと言う。

でも、本気で別れてもいいと思える覚悟があるなら、一度くらい真剣にぶつかってみたらいいんじゃない?と言ったんだけどね。

多少、子供騙しかもしれないと思ったけれど(^^;)、

結果は嘘のように少しずつ良い方向に向かっていて、私の方が吃驚している。

彼女は幼い子供の幸せばかり気にしていたけれど、自分の気持ちに気づいていなかったのだと思う。

彼女はね…、家族四人で幸せになりたかったんだよね。

だから愚痴を零しながらも、苦労を背負って頑張ってきたのだと思う。

信頼関係の薄い世の中だけど、本気で「関白宣言」できる男性が増えたらいいね。

アベノミクス成長戦略で「女性が輝く日本」の実現を目指しているよね。

愛する人の前で微笑む女性の笑顔ほど美しいものはないと思っている。

女性や子供から笑顔が消えた社会は、暮らしが豊かになったとしてもどこか味気ないでしょ。

まるで、クリープを入れないコーヒーみたい(愛しき昭和だねぇ〜)

小学校の頃、土曜日、半日授業を終えてお腹を空かせて家路を急げば、あちこちの換気扇からカレーの匂いが鼻をくすぐる。

大したご馳走でもなかったけれど、大鍋の向こうに幸せが見えた。

今ほど賢い女は少なかったけれど、愛情深い女はいっぱいいたんだよ。

美月

プロフィール

不良老人カップル

Author:不良老人カップル
___________

(♂) 紅殻格子(べんがらごうし)
1962年8月23日生まれ。
某大手企業に勤めながら官能小説を雑誌に発表する兼業作家。ブログ『妄想の座敷牢』を主宰するも、2012年、妻を亡くし、また自身も食道癌に罹り、文筆活動をしばらく停止していた。

(♀) 美月
1962年8月23日生まれ。
3人の子供と夫を持ちながら家業の役員を務める兼業主婦。ブログ『灰になるまで恋を』を主宰。 偏屈な紅殻格子と10年に及ぶ愛人関係を続けられる自身もまた偏屈で変わり者。
___________

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