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紅殻格子の日記(227)  幸せと不幸せの始まり

紅殻格子の日記(227)  幸せと不幸せの始まり

先日、NHKで『欲望の時代の哲学~マルクス・ガブリエル日本を行く~』という番組を観ました。

何でも世界的な哲学者先生らしいのですが、日本の観光地でいろいろ飲み食いしていた印象しか残りませんでした。

哲学とは何でしょうか?

大辞林によると、こうなるそうです。

「世界や人間についての知恵・原理を探究する学問。もと臆見や迷妄を超えた真理認識の学問一般をさしたが、次第に個別諸科学が独立し、通常これらと区別される。
存在論(形而上学)、認識論(論理学)、実践論(倫理学)、感性論(美学)などの部門をもつ」

立派な学問みたいですが、私は何一つ哲学者に教えて貰ったことはありません。

おそらく大半の人々がカントもデカルトも知らないのですから、大して人生の役に立つ学問ではないのでしょう。

野坂昭如曰く。

♪ソ、ソ、ソクラテスかプラトンか、ニ、ニ、ニーチェかサルトルか、みんな悩んで大きくなった♪

まあ、哲学への批判はこのぐらいにして、現世を生きる人間にとって幸せとは何かを思索することの方が重要ですね。

ここ数日、私も炎天下で草むしりしながら考えていました。

幸せって何でしょうねえ?

人間が生きていること自体はニュートラルで、野生動物と同様、幸せも不幸せも無いのではないかと思います。

猿を思い浮かべて下さい。

しかし食べ物がたくさんあってお腹がいっぱいなら幸せですし、食べ物が無くてひもじく感じれば不幸せなのでしょうね。

それは過去に経験した状況と比較することで、良い=幸せ、悪い=不幸せと認識できることに他なりません。

また、隣の群れが食料をたくさん持っているのに自分の群れに十分な食料が無ければ不幸せなのでしょうねえ。

つまり時空を超えて、何かと比較する行為によって自分を序列づけること、これが幸せと不幸せの始まりだと思うのです。

ならば世界一の金持ちも金銭価値の多寡では幸せですが、愛とか信頼とか他の比較要素では不幸せな可能性も高い。

極言すれば、幸せになるなら自分よりも相対的な弱者をより多く認識することなのです。

厭な人間ですね。

でもね、「私は幸せです」と広言する人間は、皆、性格が悪いと言うことなのでしょう。

紅殻格子の日記(226)  好きなことを好きなだけ。

紅殻格子の日記(226)  好きなことを好きなだけ。

今週末は引っ越しで忙しい美月と逢わず、土日とも庭の雑草を必死に抜いていました。

お陰様で何とか近所にご迷惑をかけない庭が戻ってきました。

IMG_1439.jpg 

午後3時、久しぶりに庭へ出て、D.BOWIEをスマホで聴きながらビールを飲みました。

家が丘の上にあるので風通しは良く、日陰にいれば快い初夏の匂いを嗅ぎ取ることができます。

見上げれば青い空を、時折米軍の戦闘機が轟音を残して横田へ飛んでいきます。

ただただぼんやりと煙草を燻らせながら、陽が傾くまで無為の時間を楽しみました。

好きなことを好きなだけできる歳になったと実感します。

子供の頃は両親、結婚してからは妻と子供、考えてみれば制約が多い人生です。

勉強しなければいけない、

子供を観光地に連れて行かなければいけない、

昼から酒を飲んではいけない、

家族を守るために会社を辞められない・・・

両親と妻を亡くし、子供も三男以外が巣立った今、閉じ込められていた鳥籠の扉が開かれたのです。

朝から酒を飲んでも枝豆を2袋買ってドカ食いしても、誰からも文句を言われません。

人間として社会的な義務を果たしたご褒美がこの自由なのでしょう。

でも大半の人は自由であることを恐れ、折角開かれた鳥籠に舞い戻って鍵を締めてしまうかもしれません。

人は社会的な動物故、制約の中でしか生きられないのです。

私が得たのも小さな自由であり、とても社会から逸脱して野垂れ死にする勇気はありません。

でもこれが第一歩なのです。

好きなことを好きなだけ。

残された人生の儚さを庭先で考えながら、幸福に対する結論を本日思い至った次第です。



紅殻格子の日記(225)  誰にも話せないこと

紅殻格子の日記(225)  誰にも話せないこと

先週も房総を旅して思いました。

月二回、二人で過ごす房総での思い出は、我々が死んだら、子供も親戚も誰一人知らないまま墓場行きになるのでしょう。

そう、二人が東浪見で過ごす週末は、お仲間に自慢する旅行話でもありませんし、子供に語り継ぐには恥ずかしいことばかりです。

では先週、私と美月がどんな話で盛り上がったら羅列してみましょう。

・尊敬するAV監督のヘンリー塚本先生の作品をTSUTAYAで借りる。
その作品をたまたま東浪見で観ていたら、何とそのロケで最寄りの外房線東浪見駅が使われていた。

・意外に漫画やアニメの初期作品は覚えていない。

『秘密のアッコちゃん』はどうやってコンパクトを手に入れたか? 

『あしたのジョー』の矢吹ジョーは何故少年院に入ったか?

『天才バカボン』のバカボンはパパの連れ子ではないか? 

だって第二子が「ハジメちゃん」って 『ムーミン』はフィンランドの妖精だが、カバと間違えられて動物園に拘束される話がある。

カバは勝手な日本人の解釈で、フィンランド人はアザラシをモデルにしているのではないか? 

『オバQ』は何故現世に現れたのか? 
しかもドロンパまで 『ジャングル黒べえ』を人種差別の理由で封印するのは如何なものか?

・上総牛久駅前にある蕎麦屋『木村屋』のお母さんは、私を医者だと思っていた。

・一宮の鮮魚店『魚平』で千葉名産のナガラミを買う。塩茹でにして食べるとぷりぷりして大変美味しい。

・飯給付近の水産センターではイノシシやシカの解体ショーが路上で行われるが、残念ながら今日はやっていなかった。

・キリスト看板が見つからない。

と、こんな感じで、14年間二人でポツンと一軒家にいる関係で、出逢った時に目標としていた仮想世界が意図とは別の形で成立してしまったのです。

この辺りは補足説明がいるのですが、閉じた二人の世界を楽しんでいると、少しずつ世間からずれていくようです。

それでいいのでしょう。

誰にも見つけられずに死んでいく地虫のようでありたいとも思います。

紅殻格子の日記(224)  サッカー 西野采配

紅殻格子の日記(224)  サッカー 西野采配

先週のワールドカップ、日本対ポーランド戦は賛否両論でしたね。

あのボール廻しを批判する人も多いと思いますが、それは大きな間違いでしょう。

何故なら、日本とポーランドのランキングがどのぐらい違うか忘れているのだと思いますよ。

地力で真っ当に戦って勝てる相手ではないんですよ。

あの采配を批判する人は、コロンビア戦でのラッキーがあって、日本が強いと思い込んでしまった付和雷同の愚か者でしょう。

この国は太平洋戦争の真珠湾攻撃しかり、調子に乗って冷静な分析ができない国なのです。

まともに戦えとブーイングする人は、日本の世界ランキングをもう一度思い返して下さい。

サッカー弱小国が勝つための正当な戦略です。

ただ西野監督が愚かだと思うのは、先発メンバーを大量に入れ替えたところでしょう。

それは戦略的に間違いです。

何故なら、相手の結果がわからない戦前において、最低でも引き分けを確保しなければならないとすればどうでしょう?

世界ランク一桁のポーランドですよ。

先のことなど考えずにベストメンバーで戦わなければならないところです。

西野監督は勝負師みたいにも言われていますが、先を読む力が全くないダメ監督であることも事実ですね。

早めの交代でもいいですから、ベストメンバーで戦いながらセネガルの状況を考えながら対応すべきでしたね。

頭の悪さが露呈しましたね。

サッカーの監督など、企業の経営者にやらせるべきかもしれません。

戦術面や練習はコーチにやらせればいいので、監督は試合のリスクをしっかり分析して回避できる人材を置くべきです。

中山とか北澤みたいな筋肉脳は、一生監督などできるはずもないわけです。

本当に生っちょろい国ですね。

紅殻格子の日記(223)  大阪の地震

紅殻格子の日記(223)  大阪の地震

2018年6月18日の朝、大阪で震度6弱の地震が発生しました。

幼い子供を始め、善意の皆様がお亡くなりになりました。

心よりお悔やみ申し上げます。

そして建物崩壊、火災、生活インフラの喪失等、現地にて苦しい暮らしを強いられている方々にお見舞いを申し上げます。

関東でも千葉東方沖、そして群馬でも地震が立て続けに起こっています。

この国で生きる覚悟は、常に自然災害を警戒して不測の事態に備えることなのでしょう。

今回の地震でも建物の耐久性は上がっているのでしょうが、塀などのエクステリアまで目が行き届かなかったことが残念な結果を招いてしまいました。

大いに反省すべし。

我々は阪神淡路や東日本の教訓を忘れつつあります。

もう一度、その場しのぎではなく、防災体制を再確認する時期なのでしょう。

おそらく今の建築基準からすれば、家は多少壊れても安全なのかもしれません。

ならば家が拠点になるわけですから、交通機関が動かなくなった際の帰宅通路、通信確保、そして食料と水の備蓄は改めて急務となります。

枕元に靴を老いておけとあれほど言われたのに、どのぐらいの人が今も実践できているか疑問ですよね。

我が家もトイレットペーパーやティッシュは常に多めに用意してありますし、米はなるべく早めに補充するようにしています。

もちろん未使用のガスコンロは一台備え付けています。

しかしまだまだ不十分ですね。

無論、欲を言えば切りがないのですが、一週間キャンプができる体制を完備するのは必須かもしれません。

そして何よりも気の緩みが大敵です。

今一度、執拗なぐらいの準備を心がけましょう。

プロフィール

不良老人カップル

Author:不良老人カップル
___________

(♂) 紅殻格子(べんがらごうし)
1962年8月23日生まれ。
某大手企業に勤めながら官能小説を雑誌に発表する兼業作家。ブログ『妄想の座敷牢』を主宰するも、2012年、妻を亡くし、また自身も食道癌に罹り、文筆活動をしばらく停止していた。

(♀) 美月
1962年8月23日生まれ。
3人の子供と夫を持ちながら家業の役員を務める兼業主婦。ブログ『灰になるまで恋を』を主宰。 偏屈な紅殻格子と10年に及ぶ愛人関係を続けられる自身もまた偏屈で変わり者。
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