読者の皆様へ  (紅殻格子)

読者の皆様へ(紅殻格子)

ブログをリニュアルしました。
新しく『黄昏時、西の紅色空に浮かぶ三日月』というタイトルで内容を一新します。

今までは、私、紅殻格子の『妄想の座敷牢』と愛人美月の『灰になるまで恋を』の二つを別々に主宰していましたが、年を経てお互いの状況が変わり、二人で一緒に居る時間が多くなり共通体験が増えてきました。

ならばこれからは二人で生きていく様を一つのブログを綴っていこうと考えた次第です。
(従来のブログは更新しませんが残してリンクしておきます)

この新しいブログのテーマは不良老人の生き様です。
私達は決して世間から褒められる生き方をしていません。

お互いに家庭がありながら、愛人関係を10年にわたって続けてきました。
しかし私達は籠の鳥になれない情熱に突き動かされてきたのも事実です。

それが若いうちなら未だしも、50歳を過ぎた今でも、二人で一緒なら何でも好きなことができるのです。
否、50歳を過ぎたからこそ、私達は籠を飛び出して自由な大空へ羽ばたけるのだと思います。

もう残りの人生は好きなことだけして生きていこう。

癌に侵されて死を見つめた私は、敢えて子供や親族、友人から不良老人と呼ばれても、しがらみを捨てて美月と自由を謳歌すべきだと改めて決意したのです。

真っ赤なスカイラインに乗り、五十の手習いで馬に乗り、愛人の美月にも一日二回乗り・・

おそらくエロも含めて皆様の嘲笑をかいながら、黄昏時に至った人生を、これから幸福の満月へと膨らむ三日月に喩えつつ、二人で好き勝手に残していきたいと思います。

妄想の座敷牢6
「妄想の座敷牢」

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「灰になるまで恋を…」

紅殻格子の日記(204)  転職活動

紅殻格子の日記(204)  転職活動

退職願は保留のまま退屈な有給休暇を消化しています。
お陰様でオリンピックはしっかりとテレビで観ることができています。

さてさて元の会社に戻れるかは明日ぐらいに判明しますが、今は一所懸命転職活動に専念しています。

しかし55歳にもなると転職先が限られてきます。

新しく立ち上げた小さな会社やベンチャー企業で、責任者としての需要があるぐらいではないでしょうか。

家族がいる方にとっては不安定な会社の求人しかないということです。

それでも書類選考で落とされることも多く、現在勤める会社の格式と地位がやはりものを言うと思います。

つまりポテンシャルではなく、現在までどれだけの実績を持っているかが勝負の分かれ目になります。

私の場合、たまたま知り合いの大手人材エージェントがあり、結構大きな会社の部長職を紹介してもらいました。

知り合いと言っても、私が昨年そのエージェントを使って或る人を採用しただけのつながりです。

実はその人がパワハラに遭ってしまい、彼を守ろうとして今の会社のトップとやりあってしまった結果が現在の状況です。

本当に不思議な縁ですが、つくづく人脈は大切だと思います。

来週面接を受けるのですが、上手く行ったら今の会社を辞めてお世話になるつもりです。

おそらくは今の会社に残った方が経済的に有利だと思うのですが、転職などは、そして人生などは心意気だと思います。

結果としていくらの年収をとれるかではなく、どちらが心地よい人生となるかでしょう。

どう転んでも人生は一度きり。

幸(思い通り)も不幸(思い叶わず)もしっかりと自分の人生だと受け止めて、最大限明るく楽しく生きていくのが己を全うする秘訣なのでしょうね。




紅殻格子の日記(203)  会社を辞められない。

紅殻格子の日記(203)  会社を辞められない。

昨日、退職願を上司の専務取締役に提出しました。

しかしながら退職願は預かりとされ、2月末まで有給休暇を取るよう指示されました。

裏で慌しく複数の人物が動いているようですが、会社側は私を慰留する方向で考えているものと思われます。

しかしながら私はそこまでお人好しでもありませんので、転職会社のヘッドハンターを抱き込んで次の手を模索しています。

さてさてどうなりますか・・・

昨夜、私が二週間近く休むと聞いた部下の一人がメールをくれました。

病気でもない人間が二週間も会社を休むのですから、何かあったのかと不自然に思うのも無理はありません。

慰留を求める彼の文章を読んで本当に申し訳なく涙しました。

他にも心配してくれる部下がたくさんいることに気づきました。

社外からも「早まるな」と心配頂く連絡を貰いました。

「絆」と言うか「しがらみ」と言うかはそれぞれの判断であろうかと思います。

しかし事実として血のつながり以外の関係性が見えてきます。

勿論その中には野次馬もいるでしょうし、自分の利害から判断して慰留を求める人もいるでしょう。

大変難しい判断かと思います。

特に家庭がある人はその判断に重いプレッシャーを感じることでしょうね。

だから電車に飛び込む人が絶えないわけで、それも仕方ないのかと理解できるようになりました。

美月は私が会社を辞めようが辞めまいがどちらでもいいと言います。

しかし私の印象としては、現在の会社を辞めて欲しくないのだと感じています。

それはそうでしょう・・東証一部上場企業の部長職ですから勿体ないと思いますよね。

でも美月はたとえ辞めたとしても一切非難しないでしょう。

今回の騒動で、二人が今後どう生きて行くのかをお互いに確認し合えたと思います。

海は凪の時ばかりではありません。

嵐の時があるからこそ船の乗組員は心を一つにできるのです。

さてさて、この先どうなるかはまた次回。

紅殻格子の日記(202)  会社を辞める。

紅殻格子の日記(202)  会社を辞める。

ちょっとしたトラブルがあって、55歳、33年間勤めた会社を辞めることにしました。

上司は残ってもらいたいようですが、このまま65歳まで10年を金のため無為に過ごしていいものかと考えました。

元々仕事が嫌いで30歳ぐらいから官能小説をコツコツ書いていた男です。

どう考えても平穏な人生には収まりそうもありません。

しかもパートナーが美月ともなれば・・・

とりあえず子供がこれから大学生になるはず(3浪はあり得ない)なので、4~5年は転職して生活費を稼がなければなりません。

老後の人生計画が明確であればその修行にでも入るべきですが、そこまで熱意を持てる極めたいものもない現状です。

小説では65歳以降、飯を食えるか不確実だからです。
さてさて・・日々そのことばかりを考えています。

死ぬまで何か好きなことをやり続けたい。

且つ人から評価してもらえるようなことを。

でもきっと小さなことでしょう。

歴史に名を刻まなくとも、毎日大笑いして美月と過ごせる日を一日でも長く。

社畜のように社会に奉仕すれば、養豚場の、誰かに決められた人生は送ることができます。

でも己の人生って・・・己のために楽しみたいのです。

預金通帳を毎日眺めるより、美月の笑顔と伴に自営業として生きていきたい。

その気持ちを後押ししてくれたのかもしれません。

美月は、私が日頃から会社を辞めたいと口にするので、幸運の悪魔愛描ルナが願いを叶えてくれたのだと言います。

明日から『毎日サンデー』の生活です。

その間に一生つきあっていく金儲けの趣味と、心配してくれる美月をしっかりと考えていきたいと思っています。

有難う・・美月。





逢瀬に向かう車窓から…美月

先週に続き今日も東浪見行きです。

本来であれば今週末は先生の仕事が入っていたけれど、運命の悪戯か、それとも潜在意識の爆発か…先生が仕事を辞めるということで東浪見に行けることになりました。

まあ、大事件ではありますが、いつかはこんな日が来ると予想していたので驚きと納得が半々です。

でもね、無闇に悲観する必要はないので、これから先、どう生きるべきか考えることを優先するだけのことです。

それに遅かれ早かれ誰にでも訪れる人生の分岐点が今だと思えば、「あぁ〜まだ頭が働くうちでよかったね」と思う方が賢いよね。

会社を辞めて一文無しになったら別れてもいいよ!と先生は言ってくれたけれど、私はね…先生にそんな悲しいことを言わせてしまう私が情けなかった。

先生の食道癌が見つかり、ステージが確認できるまでの数日間は本当に生きた心地がしなかった。

喧嘩をして数日離れ離れになることはあっても、死というものは取り返しのつかない現実を突きつけるでしょ。

あの時ね、先生のことを真剣に大切に思う自分を知ることができたし、死の恐怖から生きる希望を得られた気がした。

あれから何かあっても動じることが少なくなったし、過去を振り返り悲劇を演出することもなくなった。

雨の日には雨の中を

風の日には風の中を

この相田みつをの序文に続く言葉は、みんなそれぞれ違うだろうね。

私はね、どんな時も前を向いて自分の道を歩き続ける…がいいなぁ〜と思ってる。

そう思える今が幸せであることを先生が常に傍にいて教えてくれるからね。

まあね、私は商売人の子供に生まれてきたから安定を知らずに育ってきた。

肩を寄せ合い連なる店の奥を覗けば辛く厳しい顔も見えるけど、店先に立つ笑顔に人々は救われる。

そんな素朴な幸福が私の心に芽生えた時から、いつか先生のような人に出逢いたいと思っていたんだろうなぁ〜。

美月






プロフィール

不良老人カップル

Author:不良老人カップル
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(♂) 紅殻格子(べんがらごうし)
1962年8月23日生まれ。
某大手企業に勤めながら官能小説を雑誌に発表する兼業作家。ブログ『妄想の座敷牢』を主宰するも、2012年、妻を亡くし、また自身も食道癌に罹り、文筆活動をしばらく停止していた。

(♀) 美月
1962年8月23日生まれ。
3人の子供と夫を持ちながら家業の役員を務める兼業主婦。ブログ『灰になるまで恋を』を主宰。 偏屈な紅殻格子と10年に及ぶ愛人関係を続けられる自身もまた偏屈で変わり者。
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